G&G

□友情は空にあり
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「な、何これ…?」


小夜はひくりと教室に開いた巨大な穴に顔を引き攣らせた、しかも地面ではなく壁にで一体誰がこんな荒技をしたのかと思った
良く見れば教卓の前では身体を屈指させているクロノスの姿があって泣いてる様子、その周りには十代達がいたので十代に話しかける事にする


「十代一体どうしたの…?」

「ああ小夜か、雫葉がまた壁壊してクロノス先生の授業抜け出したんだよ」

「雫葉…ちゃん?」

「会った事なかったか?一応レッド寮生なんだけどな…」

「んー…ゴメン会った事ないと思う…」

「そ、そんな落ち込むなって!」


シュンとする小夜に慌ててフォローする十代、何とか小夜は元に戻って今の現状を確かめる
このままクロノスが落ち込む→授業中止の予感がする、それは避けたいので小夜はクロノスへと話しかける


「せ、先生?」

「グス…何ナノーネ?」

「あの私が雫葉ちゃんに会って何とかして来ますから授業続けて下さい」

「!本当ナノーネ?!ならばシニョーラ小夜に頼むノーネ!」

「は、はい」

「小夜頑張れよ、待っててやるからさ」

「!う、うん」

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