女体化

□跡部様公開プレイ
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花をも見劣りする程の容姿、すらりと伸びた手足、ふんわりと相手を魅了する胸。
跡部景吾は完璧であった。

しかし、完璧であるが故に近寄れる者は少なく、友達も少なかった。

そんな触れることも、話すことさえも許されないという状況がある事件を招いた。




真っ暗でなにも見えない。目隠しをされているようだ。

手足に痺れを感じる。

跡部は椅子に座らされていた。
その肢体は椅子にロープのようなもので縛られて固定されていた。


状況が掴めない。


記憶をたどると最後に見たのは忍足の顔……。
跡部が記憶をたどっているとその忍足の声がした。


「なんや景ちゃん、やっと起きたん?」


なんの感情も抑揚もない声に背筋が寒くなる。
そしてまわりからは、下卑た笑い声。
その声からまわりには数十人……?

不安ばかりの跡部の心情を察したかのように忍足が言う。

「恐がらんでも大丈夫やよ。別に景ちゃんを痛いめに合わせようと思うとるわけやないから。」


「そうそう、俺たちは跡部様にいいことしてやろうと思ってるだけだよ」


忍足の隣にいるだろう男の声がする。声からは人が特定できない。故に親しくはない奴だろう。

「馬鹿なこと言ってないで、早くこれを解け!」

跡部が声を荒げながら怒鳴るとまた下卑た笑い声が聞こえた。

「これ解いたら、景ちゃんにえぇことでけへんやん。」

ただ、恐かった。
何をされるかわからない不安から涙が零れた。

「景ちゃん、泣かんで?景ちゃん」

忍足が優しい口調で濡れた目隠しをゆっくりと外した。
光が眩しく、辺りが見えない。
跡部が瞬きをしていると、何かが唇に触れた。

忍足が自分にキスをしている!?

跡部は首を振り、離れようとするが、すぐに忍足に固定され、叶わなかった。
手を出したくても縛られているため、動かない。
寧ろ、どんどん締め付けられて腕が痛い。

忍足の舌は歯列を舐め、跡部を油断させて口内に入る。

「んっ……はぁん…ふぁ……」

口内をねっとりと舐められ、初めての行為に跡部はなすすべなく、口内を犯された。
性的な涙が溢れる程、感じてしまっていた。


………2
 

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