リレー小説
□リレー小説F
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お昼時間、ツナはぐったりしていた。
朝、いつものように学校へ向かうツナに銃が向けられた。
朝は獄寺と山本がいたので、大事にならなかったのだが、やはりリボーンの言うとおり狙われていることに気付いたのだ。
(はぁ…早く平和な生活に戻りたい)
そんなことを思っていた矢先、廊下から女子の奇声が聞こえた。
キャーキャーと騒がしい廊下。
ツナはまたいつものリボーンへの声だと思っていた。
だが、耳に入ってきたのは久しぶりのあの声だった。
「………………だ、コラ」
「!」
その声を聞いて、獄寺とツナは廊下に顔をだした。
「あ」
「あ」
そこには山本もいた。
三人は視線を声の主へと送った。
「おせぇぞ、コラ」
「遅かったな、お前等」
「…こ」
「よぉ!久しぶり!」
「コロネロ!」
リボーンの隣に立っていたのは、コロネロだった。
ざわりと廊下が更に騒がしくなる。
リボーン・コロネロ・ツナ・山本・獄寺。
美形オンパレード。
女子の目はもはやハートだ。
「お前等に話したいことがある、場所を移すぞ」
そのまま、皆は応接室に向かった。