ふしぎ遊戯夢小説

□あんたが忘れたとしても😢😢😢
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美朱が朱雀を無事召還し、鬼宿も転生して美朱の世界に転生してから1年がたった今、私には名無しさんという奥さんができた。 兄の呉服屋を二人で手伝い、その後は同じ家に帰るという幸せな時間を過ごしてた。
[ねぇ名無しさん?あんた前に朱雀七星に会いたいって言ってたわよね?]

[うん、、、それがどうしたの?]

[昨日ねぇたまたま翼宿に会ってその事を言ったら、今度皆で酒を飲もうってなって名無しさんどおかしら?]

[行きたい!!行きたい行きたい!!]

[ふふ。そう言うと思ったわ。]

[楽しみだなぁー]

[そうねぇ。]

いつもの変わらない名無しさんの笑顔のはずなのに、、何か嫌な予感がするのは気のせいかしら。

その日の夜、、、

[ねぇー柳宿?]

[ん〜?]

[私ね、最近変なの、、、]

[変って何が?]

[、、、、、、]

[私がさぁもし、、、やっぱりなんでもない!、、ごめんね。]

[何か悩みごと?言いたいことがあるなら言っちゃった方がスッキリするわよ。]

[うん、、、でもなんでもない!]

[、、、そう。]

この時、無理にでも聞いとけば何か変わったのかしら、それとも私がもっと早く名無しさんの異変に気づいていればあんな思いさせなくてすんだのかもしれないわ、、、。

深夜、、、
ゴソゴソ音が聞こえ目を覚ます。
[ごめん!起こしちゃった?]

[大丈夫よ。こんな夜中に厠?一人で平気?]

[大丈夫だよ。厠ぐらい一人で行けるよ。だから柳宿は寝てて。]

そう言って名無しさんは部屋を出ていった。
最近夜中になると名無しさんは厠に行くことが増えた。
30分くらい帰ってこなかった日もあり心配で眠れない日もあった気がする、、。
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