長編(坂道×野球)

□第7話
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「秋季リーグ。チーム乃木は、チームサカエとの2連戦が開幕カードだったの、チームサカエに対しては、春季、夏季と
0勝4敗、1勝3敗と2期連続で負け越していたんだけど、6vs0、9vs.2と連勝スタートを切る事が出来たの。」

「練習が身を結んだんやな。」

「そして、チームアキバとの最初の2連戦までに、6勝2敗で2位につけていたの。私達は強くなってる…そう思って挑んだチームアキバとの2連戦。
結果は……2vs6、3vs15。と大敗だった。」

チームアキバ強すぎやろ……

「この結果に、監督は怒り狂って、練習の量は更に増えて、休憩時間もなくなったの。空き日程は、7時〜22時の猛練習に当てられて、休み間もなくなったの。」

「すげぇな。」

「そんな感じで練習をしていたら、ある日、ななみんの腰が限界が来ちゃったの……。」

まぁ、安静にしなきゃいけないのに、休んでなかったら、そうなるやろな……

「秋季リーグ最後の2試合だった、チームアキバ2連戦の前日。練習中に3塁線の打球に飛びついたななみんが、動けなくなっちゃったの。」

「あぁ……」

そういえば、元阪神の赤星選手も、打球に取ろうとダイビングキャッチを試みて、怪我をしてしまって引退してたな……
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