長編(坂道×野球)

□第2話
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「野球部の……監督ですか?」

「そうだ。」

どうやら、聞き間違いではなかったみたいだ。

「いやいやいや、どういうことですか。」

「何がだ。」

「何で、俺なんかが野球部の監督なんですか。」

思わず、笑ってしまいながら言ってしまう。

そうだ。ただのフリーターの俺が、
いきなりどこかの野球部の監督なんて、
おかしすぎる。

きっとこれは、何かのドッキリだ。

でも……

「いや、私は本気だよ。」

秋元さんは、少しも笑っていなかった。
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