長編(坂道×野球)

□始まりのあの日
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ガチャ




そんなことを回想していると、
寝かされていた部屋のドアが開いて、




「やっと、目を覚ましたか。」




知らないおじさんが入ってきた。




「ちょっ、誰ですか?!」



思わず、身構えてしまう。




「誰とは、失礼だな〜。君は。
そもそも、ここは僕の家だぞ。」




「えっ、あっ。そうなんですか。」




そうだ。



俺は、今、知らない場所に連れてこられているんだ。




そう思うと、この状況がこの上なく怖くなってきた。
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