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□天真爛漫
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翌日 クロロとやってきたのは世界で一番有名なテーマパークだ



「嬉しい!ずっと来てみたかったの!」

「それは何よりだ
だが、喜んでいるところ悪いんだが、今からオレとかくれんぼしてもらう」

「かくれんぼ…?」



クロロの発する言葉の中で、こんなにも似合わない言葉があるんだと面白くて笑ってしまう



「何かおかしかったか?」

「だって、クロロとかくれんぼって 意外っていうか、似合わないんだもん」

「そうか?
オレは結構 かくれんぼもおにごっこも好きだぞ?」



私があまりに笑うので、ふぅと困った様子のクロロ



「今からこのパークの中でかくれんぼをする、おにはオレだ
1時間後に探しに行くからな」

「え、でもここってすごーく広いよ?どこに隠れてもいいの?」

「もちろんだ、ほら 早く行かないと もうカウントは始まってるぞ」

「うそ!?ずるいよ!
よーし、絶対絶対ぜーったい 見つからないところに隠れるんだから!」



「期待してるぞ」とクロロは笑った
あの顔は余裕って顔だ
でも、ここは小さな街くらい広いし、たくさんのお客さんもいる

できるだけ遠くにいって、人混みに紛れて絶をすれば絶対に見つからないもんね!



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