†966†

□外出
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お目当ての可愛い服をゲットし
可愛いカフェで休憩したり
美術館を見てみたり、デートというより私のおでかけに同行してもらってるみたいな時間を過ごした



「楽しんでくれたかな?」

「うん!すーっごく楽しい!」

「それは何よりだ」

「なんだか、私ばっかり楽しくてクロロは平気?疲れてない?」

「楽しそうにしてるラムを見られて、オレも嬉しいよ」



きゅんとときめく
クロロは見た目だけじゃなくて中身まで美しくて、眩しい

でも、美術館っていう選択はクロロも満喫してたみたいなのでよかったと思う
やっぱ美しい人は、美しいものに惹かれるんだよね


美術館とクロロもいい組み合わせだったにゃ…



「それにしても、納得いかない」

「どうした?」

「服屋さんでも、アクセサリーショップでも、カフェでも 女の店員さん クロロへの扱いと私の扱い違いすぎるんだもん」



わかりやすく頬を膨らまして不機嫌をアピールする



「そうかな?別に普通じゃないか?」

「クロロは美しいから!贔屓が当たり前の環境で育ってきたかもしれないけど、私から見たらわかりやすすぎてプンスカなんだから」

「ラムも可愛いんだから、男性から優しくされてるだろ?
それと一緒さ」

「私のはいいの
だって、私とデートしてるクロロに態度あからさまとか、私にケンカ売ってるのとおんなじだから」

「まぁ、そう怒るな
今はラムとデートしてるんだから オレはラム以外の子なんて、気に留めたりしないよ」

「うん! 私もクロロ以外 視界に入らないよ」



夢のように楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、たくさんの荷物を持ってホテルに戻った



「ありがとう!クロロ
こんなにたくさん買ってもらっちゃって」

「ラムは何でも似合うからつい買ってしまったよ
今度はぜひ、今日買った服を着てデートしよう」

「うん!楽しみ!
よーし じゃあ私 いーっぱいがんばるからね」



部屋に荷物を置き、秒速で特訓用の服に着替えていつものメニューを始めた



「ラム、今日はもう遅い
続きは明日だ」

「えー、今 すーっごくがんばりたい気分なのにぃ」

「明日からは、少しメニューを増やそう
今日は明日からに備えて、ゆっくり休むんだ」

「はぁい」



おやすみ、と告げてクロロは向こうの部屋に行った
んぐぐぐぐ、めちゃめちゃ幸せで がんばれそうなのにぃ



でも、クロロの言うこときくって決めたんだもん
ちゃんと明日からいっぱい強くなれるように休まないと



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