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□周遊
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私とクロロが世界一周旅行をしているのにはわけがあった



クロロと戦うことに命を守る燃やしてるヒソカがクロロを追いかけているのでそれを交わしているのだ





私は、2人に戦って欲しくない
ヒソカの性格は知ってるから、間違いなくどっちかが死ぬまで戦うに決まってる





私はもちろんクロロには死んで欲しくないし、だからといってヒソカにも死んで欲しくはない



理由はもちろん
美しい人がこの世から1人でも消えるのは我慢ならないから



もちろん、クロロは大好きな人で恋人だし、ヒソカは大事な友達だ





でも、この2人はそうはいかないらしい





「ラム、いい子でお留守できるな?」

「クロロ…?」

「すまないな、巻き込んで」

「そんなこと言わないで
クロロとヒソカには戦わないで欲しいけど、そうもいかないのわかってるから」





どっちにも死なないで欲しい
できれば戦って欲しくない





「いつ戻れるかわからないが
いい子にしてるんだぞ?」

「ちゃんと、帰ってきてくれるんだよね?」

「当たり前だ」

「それなら、待ってるよ
いい子で待ってるから」





クロロは、私をこれ以上巻き込めないと私を置いて一人で行ってしまった



「あぁ、行ってくるよ」



私の頭を撫でて去っていこうとするクロロにぎゅっと抱きつく



「クロロっ
大好きだからね
私は、クロロのことが大好きだから」

「オレもラムが好きだ
オレだけのお姫様」




クロロは私にキスをして去って行った





ちゃんと帰ってきてくれるんだよね?
約束だよ?





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