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□初対面
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「?」
抱き寄せた私にだけ見えるように腕に文字が書いてあった
[クロロの事は秘密
ボクの恋人設定で♡]
キルアで舞い上がっていたアタマが一瞬 冷静になる
あ、そっか クロロと繋がりがあるってあんまり人にバレちゃダメなんだもんね
「ヒソカの彼女?」
えーっと、確かずっとキルアと一緒にいたゴンとか言う子だ
なんてナイスな質問するんだこの子
「あぁ♡」
即答ヒソカ
「うん、まぁ、そんなとこかな」
メッセージを読んだので、しぶしぶ合わせる私
もちろんクロロのこと秘密なのは承知してるよ
「キルアー 私はずっと君に会いたかったんだよ?
イルミにしつこくキルアに会わせてって言ってるのにシカトされててさぁ
でも、やっと会えて嬉しいよ」
「げっ、あんた イル兄とも知り合いかよ」
「うん イルミも友達なんだ
もしかして兄弟仲悪いの?
イルミだっさー、こんな可愛い弟に嫌われてるとか
だから私に会わせてくれないんだ」
あとでイルミに言ってやろ
「…あんた強いの?」
「んー普通、かなぁ」
「ラムは天空闘技場のフロアマスターだよ♡」
「マジかよ?!」
「へぇ!すごいや!」
「ってかなんでヒソカがそれ知ってんの」
「ボクはラムのことなら何でも知ってるよ♡恋人だからね♪」
あ、そうだった
その設定だけ忘れそうになる
ってか、恋人設定 意味ある?
何はともあれ、キルアともこうして会えたことだし どうやら同行するらしいし、少しの間 ヒソカの恋人ごっこに付き合うことにしよう
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