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□仮想空間
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ヒソカに連れて来られたのは「グリードアイランド」というゲームの世界の中
「すごーい、ゲームの中に入ったとは思えないや」
「念能力者 専用ゲームだからね♣」
このゲームの中にいるという除念師を見つけるために私はヒソカと行動を共にすることになった
「このゲームの世界にいるの?」
「正しくは
ゲームに参加している、らしい♠」
「へぇ、除念師ってゲーマーなんだ」
でも、自分で仮想空間の中に入り込むゲーム作るってすごいなぁ
念って 何でもできるんだ…
「彼らも来ているみたいだ♦」
「彼らって?」
「蜘蛛さ♡」
「幻影旅団!
へぇ、クロロのためにみんなで動くなんて仲間思いなんだね」
ネットで調べた情報だと
すごく悪い人たちみたいに書かれてるけど、やっぱりネットの情報そのまま鵜呑みにするのってよくないんだなぁ
「もしかして、ラムは知らないのかい?」
「クロロが旅団ってことくらい知ってるよ」
「旅団の団長なんだよ、クロロ」
「え?!そうなの?!」
幻影旅団とは聞いてたけど、団長だったなんて初耳!
クロロ、何で言ってくれなかったんだろ…
「知らないで一緒にいたのかい?」
「うん」
「君って、すごいよね♦」
「あ、そ?ありがと」
私はやっぱり、何にも知らないんだ
クロロがどうして、あんな見たことない念をかけられたのかも何にも知らない
ヒソカは知ってるのかな?
悔しい…、クロロとずっと一緒にいたのに、私は何にも教えてもらえないなんて…
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胸に突っかかりを残しながら除念師を見つけるために島を歩き回っていると突然知らない人が襲ってきて、謎の攻撃をされた
そういえば、ここはゲーム
最初の説明でもカードがどうとか言っていたっけ?
「ふーん♣面白そうだネ♠」
ヒソカは普通に相手脅して使えそうなカードを奪い、私に持たせた
「すごいよ!見て
このカード 色んな効果があるみたい」
このゲームの中でも念能力は使えるらしく、ヒソカはカードによる攻撃を受ける前に相手を攻撃し、使えそうなカードを奪い、それを私に持たせた
ってか、自分のブックに入れたらいいのにとか思いながらも、カードの効果が楽しいので良しとする
「アカンパニー、マグネティックフォース、リーブ、この辺めっちゃ便利だよね
あとは、このコンタクトとか現実世界でも使えたらなぁ」
私のブックには結構使えそうなカードが揃ってきてるのに対してヒソカのは水カードとか食料カードしか入ってない
もし相手がブックの中身を見る系のカード使ったらこいつやる気ないってすぐバレるじゃん
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