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□挑戦
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「誰に頼んだの?イルミ?」

「ヒソカだ」

「ヒソカ?!なんで?」





ヒソカはずっとクロロと戦いたがっていたらしい
でも、クロロはこの通り念を使えなくなってしまったので除念師を見つけたらサシで戦う約束をしたらしい



「意味わかんない
クロロと戦いたいなら、今 狙いに来るに決まってるじゃん」

「いや、あいつは強い奴にしか興味がない
何の力もない今のオレには用が無いのさ」



笑いながら言うクロロに私はある提案をした



「私も、ヒソカと一緒に除念師 探してくる」

「だめだ」

「何で?あんな奴にだけ任せておけないよ!」

「オレとラムが繋がっていることをあいつに知られるわけにはいかない」

「どうして?」

「あいつが知ったら、どんな手を使ってもラムと戦おうとするに決まってる
それだけは絶対に避けたい」

「いつまでも守ってもらってばっかりは嫌
私は、クロロの力になりたいの
お願い…クロロ 私を頼って?それとも、私じゃあ ダメ?」



クロロはいつも私を守ってくれていた
微力だけど、強くもなれた
全部クロロのおかげなの
まだまだ足りないと思うけど、それでも私を頼って欲しい



「はぁ…わかった
ラムの力はオレが1番よく知ってる
オレの教え子だ、誰より信頼してる」





いつもお世話されてばかりで
いつも教えてもらってばかりで
いつも守ってもらってばかりで
いつも頼ってばかりで
いつも私は、クロロに支えられていた



貴方のためなら、私は何でもできる気がするよ





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