††996††

□友情出演
1ページ/2ページ

2日後、クロロが呼んでくれたお友達が到着した





「え?!イルミ?」

「ラム、なんでいんの?」

「知り合いか?」





クロロが呼んだのはイルミだった
え、世間狭すぎない?



ってか、イケメンの交友関係怖すぎ
私の イケメンランキングTOP3 全員友達なわけ?え、やばすぎない?



イケメン運全部使い果たしたんじゃないかってくらいいきなり芋づる式にイケメンと仲良くなれてるんだけど?



今が私のピーク???



「ハンター試験の同期なんだよ」

「あぁ、お前も受けてたのか」

「ってか、クロロとラムってどういう関係?
まさか恋人ってわけでもないだろ?
ラム、試験の時ヒソカといちゃついてたんだし」

「それは本当か?」



一瞬にして空気が凍るほどの殺気を放つクロロ
待って、クロロのそんな空気知らないんだけど



「いちゃついてないよ!絡まれてただけだもん」

「でも、納得したよ
クロロが躾けた子ならヒソカが目をつけるのも頷ける」

「躾けられたわけじゃないけど」

「イルミ、いちゃついてたって話だが…」



まだそれ言うの?!
クロロの凍てついた空気どうにかしてよ!



「本当に違うからね!クロロ
ヒソカには私が短期間で念を覚えたから、誰に教わったのかしつこく聞かれてただけ!
もちろん、約束通り クロロの名前は出してないよ」



ってか、なんでイルミもそんなこと言うの?!
そして、なんでクロロはそんな凍てついた殺気を放つの?
あ、そっか 心配してくれてたんだ
私がヒソカに絡まれてたこと



「クロロ、本当にヒソカとはいちゃついたりしてないからね?
こんなふうにぎゅーってしたりするの、クロロだけだもん」

「それもそうだな
ラムがあんな変態野郎といちゃつくはずないな
疑ってすまなかった」



殺気は消え、いつも通りクロロは私を撫でてくれた
あ、そう言えば 自分からヒソカに抱きついたりしてたっけ…
思い出すのやめよ…、何もなかった何もなかった何もなかった……





.
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ