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□合格
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「さて、と」
「ん?」
「家に戻るだろ?
ご両親にもそのライセンス見せないとな」
「あ、そうだね
空港ってどこかな?」
ここがどこなのかわからないけど、とりあえず空港行けば飛行船に乗ってひゅーんって帰れるし
「それならオレが案内しよう
飛行船もすでに手配してある」
「本当に!?ありがとう」
クロロに手を引かれて私たちは空港へと向かった
_____
「ただいま!」
久しぶりに実家に帰ると家族全員が出迎えてくれた
「じゃーん、これがハンターライセンスだよ」
ハンターライセンスを目一杯見せびらかして、やっと一息つく
「んで、これからなんだけどさ
しばらくハンターやろうかなって思うの
今は車で言えば ペーパードライバーなわけだし、せっかくならちゃんとハンターしてみたいなって」
もちろん嘘
私はハンターになろうとは思ってない
全然 ペーパーハンターでいいと思ってる
ただ、私はもう少し念について極めたい
まだクロロに教わり切れていないことを、納得のいくまで教わりたい
なにより、まだクロロと離れたくないっていうのが大きい
「パパ、まだまだ現役だし私が会社に集中するの急ぐこともないでしょ?」
と、言うことで
「晴れて、家出の許可もらってきたよ」
「1年前から変わってないなラムは」
「うちの親、過保護だけどやりたいことはやらせてくれるんだ、昔から」
「いい家族だな」
「うん!私はとっても恵まれた家庭に育ったと思ってるよ」
再びクロロの手をとり私は家を出た
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