SPIDER

□@ガールズトーク
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部屋に戻り、お化粧をとって旅行1番の楽しみが始まる





「やっぱりガールズトークが1番だよねー」

「本当、ラムはいつもそればっか」

「いいじゃない
私も若い女の子の恋愛 興味あるし」

「ダメだよー
パクもちゃんと参加しないとー」

「シズクの言う通り
ちゃんとパクの話も聞かせてもらうからね」





_____



男部屋side.





『ダメだよー
パクもちゃんと参加しないとー』

『シズクの言う通り
ちゃんとパクの話も聞かせてもらうからね』

「よし、電波良好だ」



シャルナークによってラムに仕掛けられた盗聴器から、女部屋の会話は男部屋に筒抜けになっていた



「ストーカーかよ」



それを軽蔑するような目で見るフィンクス



現在の男部屋の状況は
ウボォー、ノブナガは酒盛りというなの飲み比べに興じ

コルトピとフランクリンはすでに就寝

起きているメンバーで女部屋の音声を聞いていた
(クロロは本を読むフリをしながら、ヒソカはトランプを積み上げながら、フェイタンは持ち物の手入れをするフリをしながら)



「違うよ ラムに危険が及ばないか気がかりで、念のためだよ」

「正直 よくやったシャル
だが、この旅行が終わったら没収する
これは団長命令だ、いいな」

「団長が、言うなら」

「クククッ♡ 面白い♪」





まさか盗聴されているとは知らずに、女部屋ではガールズトークが展開されていた





『旅団の中で付き合うなら?』





いつの間にかガールズトークの話題が自分たちに関わることになっており、シャルナーク、フィンクス、クロロ、ヒソカ、フェイタン(未だ手入れするフリを続けている)が集中してその話に耳を傾ける



『んー、フェイかなー
マチは?』

『ちょっ、待て
ラム フェイタンなの?!』



「「「!!」」」



4人の視線を集めるフェイタンは、満面のドヤ顔を向けた



「くそっ、やっぱり聴いてやがったか」

「ラムがフェイ狙いとは…
色合い的にオレでもいいはずなのに…」

「団長 見苦しね」

「なんか癪だなぁ」



『なんでラムはフェイタンがいいの?』

『まぁ消去法だけど…なんか放っといてくれそうじゃん?』

『いや逆だね!あいつ絶対 束縛激しいって!』

『私もマチの意見に賛成
あぁいうタイプは、嫉妬 束縛が激しいものよ』



もちろんそんな会話は本人にも筒抜けな訳で



「…」

「だぁーっ! パク!マチ!よく言った!
なぁフェイ!バレてんぞお前の性格」

「チッ うるさいね」



大爆笑のフィンクス、肩を震わせて笑うクロロ、ヒソカ、シャルナーク





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