SPIDER

□@大浴場
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シズク、パク、マチと4人で大浴場に向かう





「楽しいねぇ、こうしてみんなで旅行っていうのも」

「うん、ありがとう 2人とも」

「喜んでもらえてよかったよ
ね、ラム?」

「うん!考えてよかったね マチ」





ここの旅館を選んだのは温泉の効能と、その作りにあった
よくある露天風呂が男湯と隣り合ってる作りだと安心してお風呂が楽しめないので、完全に女湯が独立しているこの宿を選んだ





「これならいくら奴らでも来られないね」

「ってか、他のお客さんもいるのに覗きに来たら神経疑うよ」

「確かに」





広いお風呂にのんびり浸かるのが、こんなに幸せだってこと久しく忘れていたよ





「幸せ〜」

「私、温泉って初めて」

「え?そうなのシズク」

「うん だから初めての温泉がみんなとの旅行でよかった」

「嬉しいこと言うんじゃないよ」

「マチ 照れてる」

「ラムっ!うるさい!」

「きゃー、たすけてーパクー(棒」





はしゃぎながら温泉を堪能し、話題にのぼるのはやはり男性陣





「お風呂上がりのヒソカと団長ってさ」

「ラムの言いたいこと、わかる」

「クスっ、私も」

「え?なに?みんな何か笑ってるの?」



思い出し笑いをこらえきれない私たちに困惑するシズク



「シズクは見たことないっけ?」

「あの2人、絶対 髪おろしてた方がいい!って、風呂上がりみたら全員が思うよ」

「あとノブナガもね」

「それそれ!あの髪型はないよね」

「あぁ!ノブナガはあんなにキレイな髪なのにね」



ノブナガについてはシズクも髪を下ろしている姿を見てみたことがあるので一緒になって笑った



「ちなみに私はマチの髪下ろしたのも好きだよ
お姉さん感が増す」

「ありがと
私はどんなラムも好きよ」

「マチ、口説いてる?」

「口説いてるわね」

「マチがラムを口説いてる」

「なっ!別に口説いてないから!」

「冗談だよ」





笑いの絶えない温泉タイムはゆったりと過ぎていった





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