chain
□かんめい
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ご飯を食べ終えイズナビさんについて行く
「ここが今のオレの住処だ」
「住処って、普通のホテルじゃん」
「ハンターたる者、自分の所在は常に人に知られないようにしないとな」
「なんで?」
「なんでもだ」
「ふーん、そういうもんなんだ
んで、さっきのスリどうやるの?」
「だからスリじゃねぇっての」
そう言うといきなり目の前にいるイズナビさんの気配が無くなった
「!」
「これは 絶 と言って気配を断つ技だ
この状態でラムに背後から近づき ライセンスを取った」
「すごーい! え、それどうやるの?私もやりたい!教えてセンセ♪」
「無理だな、これは相当な修行を積まないとできない技だ」
「んじゃ修行する」
「何年もかかるぞ?」
「それはダメ、私 友達と待ち合わせしてるもん」
そうだ、私はクラピカの目的のために協力するって決めたんだ
こんなところで見ず知らずのおじ…、じゃなくてオニーサンと時間潰してる場合じゃない
「待ち合わせだ?」
「そ、今ちょっとパドキア共和国だったかな?ってとこに行ってるんだけど、そこでの用事が終わったら一緒にやらないといけないことがあるの」
「やらないといけないことねぇ」
「だから、残念だけどその技はまた今度教えてね」
クラピカの方の用事がいつ終わるかはわからないけど、いつクラピカから連絡がきてもいいように集めた情報まとめておかないと
「じゃ、そーゆーことだから
またね バイバイ」
「おいちょっと待て」
「ん?」
「その友達ってのもハンターなのか?」
「そうだよ 同期なんだ」
「なるほどな」
「話そんだけ?」
「ラム、お前と友達じゃ お前らのやりたいことは達成できない」
何言ってるのこの人
イズナビさん クラピカのこと知らないくせに…
「何でそんなことわかんの?」
「オレでなくともわかる
まだ半人前のお前らには無理だ」
「意味わかんないから!
もう!帰る!」
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