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□おいたち
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私の生まれは「流星街」
この街が世間的には認められていない場所だということを知ったのは お兄ちゃんがいなくなってからだ
家族も、親も、きょうだいも、友達も、私には何一つない
ただ、体があって生きているだけの私に街の外はあまりに過酷だ
世間に存在を認められていない私にできることは、世間に認められない仕事だけ
私はこんなにちっぽけだ
こんなに非力で、何もできない
だから、お兄ちゃんは私を捨てたのかな…
強くなりたい…
誰かに必要とされる力が欲しい…
ここでなら、流星街でなら私の求める強さを手に入れることができるはず
私はこの街で得られるものを全て得る
そしてこの街を出る
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