ss
□グレーなマッサージ
1ページ/4ページ
シャワーを浴びて部屋に戻ると
ヒソカにベッドに押し倒された
「私、疲れてるんだけど?」
仰向けの私の上に馬乗りになるヒソカに
抗議の目を向ける
「それじゃあ
ボクがその疲れを癒してあげる♪」
「は?」
そう言うとヒソカは私をうつ伏せにさせた
「なんのつもり?」
「疲れてるんだろ?
マッサージしてあげるよ♡」
絶対に胡散臭いけど
マッサージをやってもらうのは悪い気もしないし
素直に体を委ねることにする
「痛かったら教えてね♣」
「はぁい」
うつ伏せの私を足元からほぐしていくヒソカ
なんでこんなに上手いのか知らないけど
本当に気持ちいい
「すごぉい、上手だねヒソカ」
「ラムに喜んでもらえて嬉しいよ♦」
両足をほぐして、徐々に登ってくる
腰から背中、背骨に沿って上に移動し
肩と首周りをほぐされる
「あー、肩気持ちいい」
「どこかほぐして欲しいところはあるかい?」
「んー お任せで
ヒソカ、上手だもん」
「オーケー♡
それじゃあ、仰向けになってもらおうかな♦」
裏面はかなり楽になったので
今度は表の方をしてくれるらしい
ってか、ヒソカにマッサージの才能があったなんて意外
.