†966†

□期日 クロロside.
1ページ/2ページ

約束の1ヶ月はあっという間に過ぎた
いや、正確にはあっという間ではない
オレにとって とても長い1ヶ月だった



ラムと過ごした半年よりも遥かに長く感じる1ヶ月だった



早く、ラムに会いたいと思っている自分に驚く



結論から言うと
この1ヶ月でオレにとってラムとはどういう存在なのかという問いに対する答えはでていない



頭に浮かぶのはどれも、答えにするにはあまりに明確ではなかったし、あまりに抽象的で感情の羅列でしかなかった



飛行船を島にとめ、ラムを探すが近くには見当たらない

約束の日は今日のはずなのに、まさかここに来られない状態にあるのか?!



円でラムの居場所を探る
見つけた、動いてるな よかった



円でラムの居場所と安否を確認して胸をなでおろす
オレに気づいた様子もないし、少し驚かすか



子どものようなイタズラ心で、俺は絶を使い ラムのいる場所を目指した



.
次へ
前の章へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ