†966†

□念
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生まれ故郷から離れること3日
私とクロロはとある街にいた



「すごーい!
めっちゃ綺麗!」

「今日からしばらくここに滞在する
向こうの部屋がラムの部屋
オレはこっちで生活する」



連れてこられたのは高級5ツ星ホテルのインペリアルスイートルーム
今日からここに住むの?そりゃあクロロに「荷物は最低限でいい」って言われるわけだよ…なんでも揃ってるんだもん



「それと、必要なものがあるときはこれを使ってくれ」



そう言って渡されたのは年会費ウン万Jのクレジットカード、しかも1番ハイグレードなやつだ



「クロロって、もしかして めちゃめちゃお金持ち?」

「言ったろ
『留学費用はこちらモチ』だ
ラムには何不自由ない生活を約束するよ」



すごすぎる…
一体 クロロって何者なんだろう?
どこかの大企業の社長さん?
それとも 王族か何か?



「クロロって、一体……」

「さーて、本題に入るか」



質問しようとしたのを遮るようにクロロは言った
聞くなって、ことなのかな?
うん、クロロを信じるって決めたんだから!無駄なことは考えない!



「まず、ラムに無くて
オレとヒソカにある強さ
それについて教えるよ」

「うん!」



持ってきたメモと筆記具を出し クロロの話を聞こうとすると笑われた



「何もお勉強会じゃないんだ
それに、こういうのは体で覚えるんだ」

「でも、忘れないように復習したいし」

「真面目だな
じゃあ、ゆっくり説明するな
『念』について」

「念?」



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