♯魔法の国

□あなたがいないと
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「レオナ…ぁ、」



体中が熱くて、きゅんきゅんして
いっぱい、シて欲しくなる
私、もうレオナと一緒じゃないと生きていけない…本気でそう思うよ



「好きだよ、レオナ」

「あ?知ってる」

「レオナが思ってるより、ずっと好き」

「ガキみてぇなこと言ってんじゃねぇよ」



レオナの広いベッドで、お互い服を着てなくて
終わった後に腕枕されながら、レオナの少し早くなった鼓動を聞くのが好き
こうして、優しく撫でてくれるのが好き


レオナは、無意識で撫でてくれてるらしい
前に、撫でてくれてるのが好きって言ったらやめちゃったから、おとなしく撫でてもらう



「愛してる…ラム」

「!」

「んだよ」

「嬉しい!私もレオナのこと愛してるよ♡」



ぎゅーっとレオナの厚い胸板に抱きつくと、クスっと笑った声がきこえた



「お前ってほんと、俺のこと好きだよな」

「何度も言ってるじゃん!
まだ通じてなかったの?!」




私がどんだけレオナのこと好きか!
貴方がいないとダメか
語り明かしてあげたいくらい!



「んなムキになんなよ、わかってる
ラムは俺無しじゃ、生きていけねぇもんな」

「そうだよ!レオナがいない世界なんて無理だもん」

「…おま、よくそんなこと真顔で言えるな」

「本当のことだもん」



そういうとレオナは盛大に笑った
私、面白いこと言ったつもりないんだけど



「俺もだ、お前がいねぇと困る
だからずっと俺の腕の中にいろよ」

「うん!
あ、でも ちゃんと授業は出てよね」 

「まーたそれかよ」

「当たり前だよ!
やっとレオナと同じ学年になれたんだから
追い越すなんて無理!
授業もずっと一緒にでるの!そして卒業式は一緒にでようね」

「わーったよ」
.
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