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□最終試験
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「これから毎日 時間があるときは纏と練のトレーニング
そして、それが終わったら練の状態をできるだけ長くキープするトレーニングだ」
クロロから言い渡された新しいメニューはひたすら練
「練の状態をキープ?
あれめーっちゃしんどいじゃん」
精孔を全開にして多くのオーラを生み出す練は、文字通り生命エネルギーをバンバン放出するからとっても疲弊する
現に私は、一瞬で体中のオーラを出しきってクロロに心配させてしまった身なのに
「ちなみに今の最高記録はわかるか?」
「んー、黙ってれば2時間くらいかな?」
練の状態でいることだけに集中してその時間が私の限界
何度もいうけど、生きる力をバンバン出しまくるんだから、それでもすごいと思うの
「この10日で何もしなければ半日キープできるようにする」
「12時間ずーっと練?!」
2時間が限界の私にその6倍
最後の追い込みってやつだね
絶対にクロロの合格ラインを超えてやるんだから
「そうだ、ちなみに凡人は練のキープを10分伸ばすのに1ヶ月かかるそうだ」
「「何もせずに半日」が最低ラインでしょ?
ってことは、「クロロとおしゃべりしながらでも半日キープ」が合格ラインだね」
「わかってるじゃないか」
クロロが褒めてくれるみたいにオーラの量が多いならきっと半日は練でいられると思う
でも、きっと問題はオーラじゃなくてそれを支える体なんだと思う
生命エネルギーの放出を支える体の強さは絶対条件
でも、与えられたのは10日
凡人は1ヶ月で10分伸ばすものを私は10日で10時間
つまり1日に1時間
多分、違う きっとオーラの量は足りてる、私に足りないもの、それは基礎体力
常人離れしたオーラを扱える器の強さ
この10日で半日キープできる器になるのが、私に与えられた課題だ
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