長編 禁じられた二人

□episode 5 〜違和感〜
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彩side




夢莉の部屋で夢莉といい雰囲気の時に美優紀から電話が来た

夢莉が出ていいと言うので電話に出て美優紀と話しとったら、夢莉が嫉妬したらしく電話しながら襲われそうになった

いや、実際キスされたけど…

なんとか夢莉を押し退けて、バレへんように美優紀にウソついて電話を切ることができた

なぜかその時の私は美優紀にはバレへんって変な自信があった

電話を切ったあと、夢莉を問いただすと

夢莉「私やって、嫉妬するんです…彩さんが誰か知らへん人とずっと話してるし。私とのデートやのに。」

って嫉妬してくれたんがめっちゃ嬉しくて、拗ねた姿も可愛くて…

胸がキュンとなったことなんか今まであらへんから私もなぜかドキドキした

そして優しく抱きしめた

『ありがとう…私が一番好きなのは夢莉やから大丈夫やで?』

夢莉「ほんと?」

『うん。夢莉は?…』

夢莉「ふふっ、私も。」

そして夢莉は強く抱きしめ返してくれた

そんな夢莉が可愛くて今度は私が夢莉を押し倒した

夢莉「彩さん…」

顔を真っ赤にして涙目で見つめられたら我慢なんか出来るわけもなく私は夢莉を初めて抱いた

抱かれることはあっても私が抱くことは滅多にない

自分から抱きたいと思ったのはおそらく初めてだ

私は夢莉に“恋”をしてしまったんだ

美優紀にはこんな気持ち感じたことなかった

ごめん、美優紀…

そんなことを考えてとると電話が鳴った

美優紀からだ…

今は夢莉がシャワー浴びに行ってるからベッドの上で電話に出た

『もしもし』

美優紀「あ、さやかちゃん!仕事終わった!」

『お、おう、お疲れさん』

美優紀「ねぇ、さやかちゃん今どこおるん?」

『え?あ、家やけど?どうしたん?』

美優紀「ふーん。…私さ今ね、さやかちゃんの部屋におるんだよね…」

さっきまで火照ってた体は一気に熱をなくし体から血が引いていくのが分かった

『…え?』

美優紀「なぁ、さやかちゃん今どこおるん?」


私は答えることが出来んかった



to be continued…


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