長編 禁じられた二人

□episode 15〜崩壊〜
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彩side




山田に言われて渋々美優紀との家に帰る

家に帰ると美優紀は笑顔で出迎えてくれた

その笑顔・・・怖い・・・

また殴られるのかな…

美優紀「私、彩ちゃんのこと殺しちゃうかも…しれない。」

背筋が凍った…

美優紀「やから、そんなことさせないように…犯罪者にさせないでね?彩ちゃん。」

体が固まってしまって動けなくなった

次の瞬間、気持ち悪くなってしまったのでベッドへ行こうとすると美優紀がついてこようとしたので拒否した

部屋に鍵を掛けてベッドに倒れるように寝転んだ

『ゆぅりぃ…』

夢莉のことを考えてたらいつのまにか寝てたらしい

ーコンコン

美優紀「さやかちゃん?」

『・・・』

美優紀と話がしたくなくて寝たふりをして返事をしなかった

美優紀「ちょっと、買い物行ってくるな、さやかちゃん…」

ーガチャ、パタン

はぁ、息が詰まる…

ー♪♪♪

え?美優紀?

携帯を確認するとそこには今1番会いたい人の名前がー・・・

『もしもし…』

夢莉「彩ちゃん?」

『ゆーり…たす…けて…』

夢莉の声を聞いた瞬間、安心したのか私はそのまま気を失った
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