Book1
□嘘つきの彼女
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Jeongyeon side
また今日も朝が始まる。
私たちがカムバしたのはついこの前。
たくさんの番組に出させてもらって、たくさんのライブもして。
最近起こる頭痛やら目眩はそこからだろう。今日も乗り越えよう、そんな気持ちで朝を過ごした。
Cheayong side
いつも夜遅くまでみんながちゃんと寝てるかどうか確認して、朝はみんながちゃんとご飯食べれるようにって気を使ってくれるジョンヨンオンニ。
…でも昨日は違ったの、私は気づいてる。昨日は学校の課題が多くて夜中まで勉強してた。だけどジョンヨンオンニは1度も部屋を覗かなくて。
今日の朝だって。いつもより顔色の悪いジョンヨンオンニが、普段絶対取らない行動をした。ナヨンオンニがジョンヨンオンニに顔色悪いけど大丈夫？的なことを言ってて、"ちょっと風邪っぽい"なんて言ったんだよ？明らかにおかしいでしょ。そう思って私はカバンにマスクやら体温計やらたくさんいれて仕事へ向かった。