BOOK
□オッパ (ウネ) ← ヘウンかも^ ^
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ドンヘが転びそうになりながらヒチョルの元に駆け寄って来た。
「ど、ど、どゆことなの?なに、これ、ヒョン…どうなってんの⁉」
口から泡を飛ばしながらヒチョルに詰め寄る。
「ははは、おもしれーだろ?今日のラジオの企画で催眠術師呼んだんだけど、コレが大当たりでな…そのあと局でコイツにバッタリ会ったからさぁ…」
ヒチョルは足を揃えてチョコンと椅子に座っているヒョクチェの肩に手を置いた。
ヒョクチェは驚いた顔をしたがすぐに恥ずかしそうに顔を赤らめ俯いた。
「な、なに?ヒョクに何したの⁉」
「ま、落ち着けって。」
ヒチョルは笑いながらドンヘをヒョクチェの前に座らせた。
「ヒョク、挨拶して。」
ヒョクチェは真っ赤な顔でドンヘを見るとモジモジしながら
「はじめまして。イ・ヒョクチェです。ドンヘオッパ、お会い出来て、すごく、嬉しいです。」
「ど、ど、ど、どんへおっぱぁーーー⁉」
どんなに頼んでもお願いしても、冗談でも絶対に言ってくれない言葉がヒョクチェの口から自分に発されてドンへは椅子から転げ落ちる。
倒れた場所がヒョクチェの足元で、キャッと可愛い声を上げてヒョクチェはドンヘをかわした。
「あーっはっはっは!可愛いだろ?ヒョクはえーっといくつだっけ?」
ヒチョルの問いに小さい声で「高校二年生です」と答えてまた恥ずかしそうにヒョクチェは俯いた。