BOOK2
□お仕置き
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過激な表現が含まれます。18歳以下の方、苦手な方は自己責任でお願い致します。
ジヒョside
今日、私たちは雑誌の撮影に来ている。
もう大体の撮影が終わって皆帰り始めているけど、私とナヨンおんに、ジョンヨンの3人はまだ撮影が残っていた。
サナ「じゃあ先帰ってるね、3人とも撮影がんばってな〜」
ジヒョ「ありがと〜!」
ナヨン「疲れた〜っ!」
ナヨンおんにが楽屋のソファーになだれ込むようにダイブした。
ジョンヨン「ねー、なんか食べて帰ろうよ!」
ジヒョ「いいね!じゃあとりあえずここ出よっか」
結局、私たちは近くで焼き肉を食べた。
ナヨン「すみませーんオーダーお願いしまーす」
おんににオーダーを任せている間、私はずっとジョンヨンの顔を見ていた。髪が伸びて今までより女の子感が強くなったジョンヨン。もう10年近く一緒にいるけど、ボーイッシュなイメージが強かったから、たまにドキドキしてしまう。ほんとに可愛い。
ナヨン「頼み終わったわよ」
ジョンヨン「ありがとー」
ご飯を食べてしばらくした頃、私たちは軽く酔っていた。
酷い変顔の写真を撮ったり、逆にとんでもない愛嬌をしてみたり。
ジョンヨンはそれを見て大笑いしながら写真を撮っている。
ジョンヨン「やばいー!笑笑グループトークに送ったろ笑」
そして、その一言で一気に酔いが覚めた。
ジヒョ「ちょっ!なんて言った!?絶対ダメだからね!!」
あんなもの、メンバーのグループトークになんて送られたらいったいどれだけネタにされるか分からない。
ジョンヨン「もう送っちゃったもんね笑笑」
ナヨン「ジョンヨナ…あんた覚えときなさいよ」
ジョンヨン「なんでもどーぞ笑」
この時のジョンヨンは、もうちょっと後の自分のことを考えておくべきだったと思う。