BOOK1
□Keep an eye from you.
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ナ「ミナ〜!おはよ」
ミ「ナヨンおんに、おはよう」
私はナヨンおんにと付き合っている。付き合い初めは必死にこの関係を隠していたけど、付き合って1週間もしないうちに「やっと付き合ったの?」と言われてから隠さなくなった。もうメンバー、マネージャーさん、事務所公認のカップルだ。
私としては隠しておきたかったし、おんにが前よりも皆の前でくっついてくるから恥ずかしい。
けど、ちょっと嬉しいと思ってる私もいて。
ふとおんにを見てみると、ジヒョと話しながらツウィの髪をいじっていた。おんにがメンバーとイチャイチャしてるのなんていつものことだから、怒ったり拗ねたりはしない。
…しないけど、気にはなってしまって。
ミ「おんに、一緒に買い物行きませんか?」
唐突に声をかけられたおんには、綺麗な髪をなびかせながらこっちに振り向いた。
ナ「いいけどどうしたの?」
ミ「ちょっと欲しいものがあって…」
ナ「そうなの?じゃあ着替えてくる」
ミ「うん、ありがとう」
私たちは宿舎に一番近いショッピングモールに来ていた。
どうにか二人きりになれるようにしたのに、何にも出来なくて気持ちがはやる。
隣を歩くおんにはとても綺麗で、よく喋って賑やかで、可愛い。
ナ「ミナ!あの服可愛い!」
ミ「ほんまや…!見にいきましょ」
その服を手に取ったおんにに「おんに似合いそう」と言おうとすると、
ナ「やっぱり。ミナによく似合うね。」
と言って私に服を合わせた。
ミ「え!?私よりおんにの方が似合うよ」
ナ「そんなことないよー!この服ミナは好きじゃない?」
ミ「可愛いと思うし好きだけど…」
すると、おんには私の話を遮って
ナ「ミナは他に見たい服ないの?」
と聞いてきた。
ミ「私?私は…ちょっとお金貯めときたい用事あるから、今日はいいかな」
ナ「そう?じゃあ、すぐ行くから外のベンチで待っててくれる?」
5分もしないうちにおんにが出てきた。
ミ「おかえり〜あの服買ったん?」
ナ「うん。」
おんには頷くと、「はい」と言って紙袋を私に差し出してきた。
ミ「え?」
ナ「プレゼント。どうしてもミナにこれ着てほしくて…貰って」
ミ「あ、ありがとう!」
その後は一緒にご飯を食べたり、本を見に行ったり、本当にいろんなことをして過ごした。
帰り道。
ミ「おんに、今日は突然だったのにありがとう」
ナ「いいよ。…私も楽しかったし、デート。」
そう言って、おんにはニヤッと笑った。
やっぱり私はころころ変わる彼女から目が離せない。
End
読んでいただきありがとうございました!
そんな感じあんまり(一切)ありませんが一応
ナヨン攻めのミナ受け
です