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捕らわれた球体でリナリーは暴れた。

形が変形するほどに。




本音を言えばエクソシストなんてどうでもいいんだ。


だって彼らはアレンを目の敵にしてるもの。








黙ってろとあくどい表情のデビットに、リナリーのパンチが顔面に炸裂。





「デビ――ッツ!!」




リナリーはパンチも凄い。

もし今度会った時は怒らせないようにしよう(ガタブル)





「あんた達なんか……」



玩具で遊ぶみたいに
人の命扱って

まるで子供じゃない


私たちと同じくらいの歳なのに……っ



そんなリナリーの拳は震えていた。






「いきがってバカみたい!
あんた達のやってることなんて、ただの幼稚な遊びだわ!
命の重みを知ってるアレンくんの方が、ずっとずっと強いわよ!!」




でもそのアレンはジャスデビの千年公にだいぶ苦戦していた。



爪と剣を交わして
拳を叩き込み
蹴りを入れども


千年公には通じない。



逆に千年公の攻撃によって地に伏せる。





まだまだ余裕に対し、アレンとアレイスターは息を切らしている。


本物ではないけど、千年公が負けるはずない。



アレン達は勝てない。





床を蹴った千年公はアレン達に襲いかかった。








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