ゆめをみて

□3章:
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「もう夜なのだ。
下でご飯にするのだ!」



井宿は私を連れて、1階の食事処の端のテーブルに着いた。



すると、部屋に上がる前に井宿と話していた店の人が、何品か料理を運んできた。


「わぁ…美味しそう!!」


まさしく中華料理。

(すごく美味しそう!!)




「食べるのだ。」


井宿はそういい、料理を小皿にとりわけ渡してくれた。


「あ、ありがとう。」



「だ。」



酢豚のような炒め物を、1口食べる。



「お、美味しい!!」


「良かったのだ。
たくさん食べると良いのだ。」



井宿は、美味しそうに食べる私を見て、ニコニコしていた。
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