本編

□4話
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堂上「気にしなくて良いぜ、女の子が困ってたら助けるのが男の義務だ」ニッ



荷物を拾ってくれたのは堂上だったようだ


手伝ってくれたことには感謝したいのだが…



優衣「(この人…何かチャラい…)」ジトッ



優衣の第一印象はあまり良くないようだ


少し不快に思いながらも、堂上から荷物を受け取ると、



優衣「ありがとうございます…では私はここで…」スッ



堂上から立ち去ろうとするも…



堂上「えー、そんなに急がなくて良いじゃーん」



堂上が優衣を呼び止めようとした



堂上「俺、堂上大樹っていうんだ。君は?」


優衣「…大月優衣です」


堂上「優衣ちゃんか〜、名前も可愛いじゃん!どうどう?良かったら一緒にこの後…」


優衣「結構です、忙しいので」スタスタ


堂上「え〜、連れないな〜…じゃあこうしよう」スッ



そういうと堂上は優衣が持っていた荷物を持つ



優衣「……何ですか?」


堂上「女の子にこんな重たい荷物を持たせるのは男が廃る…で、学校まで荷物を運ぶのを手伝うから俺と話してよ、これならどうだ?」ニッ


優衣「(しつこいなぁ…でも引く感じもなさそうだし)」



いろいろ考えてみるも、



良い策も思い浮かばなかったので、



優衣「…わかりました、学校までですよ」スタスタ


堂上「よし、じゃあ行こうぜ〜」



とりあえず学校までは一緒に行こうと決めたようだ
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