本編

□2話
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その後、四人での練習も終わり、片付けをしていたのだが、


桐原「くぅ〜!!ムカつく!!」ダンダン


あれからずっと桐原はイライラしているようだ


指宿「ま、まあ、落ち着こうよ。なんだかんだ言ってアドバイスもくれたし…」


戸塚「確かに、指導者がいない俺達からすれば、タメになるものだった」


桐原「ですけど、あれは無いっすよ!!しかも野球をしない理由が女だなんて…言語道断!!」


日下「(まああの理由は冗談だとしても…)」


日下が気になったのは、指宿から誘われた時に見せた表情であった


日下「(あまり表情自体には出してなかったが、どこかアイツ自身にどこかもどかしさがあった…その理由が何なのかはわからないが…本当は……)」


桐原「くそ…次来た時にはコテンパンにやっつけてやる!!」


各々が思うことがあったのだが、


疑問に思うことが一つ…



戸塚「つーか、アイツ名前なんて言うんだっけ?誰か聞いたか?」



「「「あっ…」」」



戸塚「…まああれだけ目立つ容姿だ、嫌でも見つかるだろ」


指宿「そ、そうだね!それにまた来るとかって言ったし!」


桐原「俺はかなり不服ですけどね!」ムスッ


戸塚「よく言うぜ、ノックを受けてた時イキイキしてたくせに」


桐原「してないっすよ!!」


日下「やっぱりそっちだったか…そうだとは思っていたが…」


指宿「ひ、人それぞれだし、俺は気にしないよ!」


桐原「だから違うって!!」



こうして少しドタバタ感があったものの、


今日の自主練習は終わったのであった
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