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□Bang Bangについて
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夢小説、の存在を知ったのは中学二年生の時です。
素人の同人小説のクオリティはやはり原作には及ばないというのは切ないけど当たり前のことだと思っています。
それはそれ、これはこれ。のスタンスで読んでいました。
当時の私はルパン三世は名前だけで作品に深く触れたことはありません。
というのも、高校までは金曜ロードショーが放送されていない地域に住んでいたし、深夜アニメも録画するような家ではありませんでした。

ある日、私の好きな作品の夢小説に出会いました。他の小説とは明らかに違う書き方と主人公の魅力に圧倒され、中学三年生の頃、受験勉強の傍執筆を開始しました。

結局このとき書いた小説はどん詰まり、サイトを閉鎖しました。
高校入学とともに上京。
多くのアニメ作品に触れ、その一つがルパン三世でした。
こんなにも深く魅力的な作品だと思ってなかったもので、昔のシリーズから最新のテレビスペシャルまでレンタルしまくったのを覚えています。

書けるかな、と不安になりながらも本サイトを解説。
Bang Bangを書き始めました。
書き始めた時は知識も足りなかったもので、キャラの口調や背景も探り探り。
今見れば一章なんてひどいものですね笑

でも主人公のキャラクターだけは一貫していました。

夢小説の主人公は、サイト主をモデルにしていると思われる方は多くいると思います。
高校生という点を除けば、彼女は私の共通点はほぼありません。強いて言うなら音楽が好きということ。

自分がなりたい強い女性を軸にキャラを確立させてやろうと思いました。

本当は歌のシーンは作る予定なかったんですけど、ただの女子高生がルパン一味と仕事をするのになにも強みがないんじゃな、と思って、歌のシーンを採用。

身体能力や、頭脳は明らかに彼らの方が上なのでそれを長所にするのは難しいと思ったのです。
あとは若さ、ね笑

一章の歌のシーンではアギレラのtough loverを使用しました。
これは映画バーレスクの劇中歌です。
ハプニングをチャンスに変えた映画の主人公をオマージュしたシーンになっています。

主人公の性格は破天荒で、後先考えていないように見えて意外と策士。
これだけ見るとルパンと似てますよね。

私の勝手なイメージかもしれませんが、次元大介は硬派で慎重、それでいて大胆な男。
反対の性質と共通点を持ち合わせた主人公の方が魅力的に見えるだろうと思い、あの性格になりました。

一章で一番濃いのはおそらく訓練期間。

主人公のキャラの、なんというか。
前提みたいなものを作る工程でした。

身体能力のポテンシャルは上の中な彼女なので、努力で底上げをする描写が必要でした。
トレーニング方法は本当にテキトーです。
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