‡プレイングマニュアル‡

□GBNマニュアル
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ガンプラバトル・ネクサスオンライン (GBN)
電脳仮想空間(ディメンション)を舞台に、スキャンしたガンプラを使ってプレイするVRオンラインゲーム。通称は「GBN」。
このゲームのプレイヤーは「ダイバー」と呼ばれる。
ゲーム中ではダイバーがキャラメイクしたアバターの姿で行動し、ガンプラに乗ってミッションや対人戦をプレイする事が出来る他、VRゲームという性質上、ゲーム中にガンプラへの乗り降りも可能。

歴代のガンダム作品の世界観を再現した広大な全体マップが特徴で、宇宙マップや地上マップに各作品の拠点や街(サンクキングダムやイングレッサの町など)が点在しているが、中にはガンプラバトルの戦闘行為禁止区域の中立地帯も存在する。エリア間を移動するには所定のゲートをガンプラごと通過させる。
ゲームをプレイするには、大型の専門店にあるアーケード筐体か家庭用のコンシューマー筐体と「ダイバーギア」と呼ばれるガンプラスキャナー兼IDデータ端末が必要になるが、ガンプラをスキャンせずにゲームにログインする事もできる。
バトルでは使用する機体が原作で持っている特殊機能(ヴェイガン機の電磁装甲、GNドライヴ搭載機のTRANS-AM等)も再現されるが、その効果はガンプラの作り込みに大きく左右され、最悪発動した機能に機体が付いていかず自滅という事態も起こり得るため、原作で強力だった機体を使えば強くなれるというほど単純ではない。さらにスケールの違いも忠実に再現された非常に奥深いゲームなのだ。また砂漠ステージでは防塵処理、水中戦では防水処理も必須となってくる。
バトルで損傷した機体は一定時間リペア状態に置かれ、その間は搭乗できない。
またミッションクリア報酬でガンプラのパーツデータ及び御稼働様的な複雑多用の可動フレームや増強武器、増加装甲を得られて、専門店に設置されている専用射出成型機を使用することでAGEシステムのように実際にパーツを製造することが出来る。そのためミッションのクリアが同時に現実のガンプラ作成にもかかわってくることになる。


注)アニメでは実物のガンプラにもダメージがフィードバックするため、GBN内だけでなくリアルで修復することも必要になるが、本サイトではこの設定は採用しておりません。





GBNホームエディション
GBNを家庭でも楽しめるように開発された。
ダイバーギアとガンプラをセットする操縦桿が付いた専用筐体をネット接続されたPCに繋げるだけ。専用のヘッドマウントディスプレイも付属する。値段は据え置きゲーム機より2万高い。GBNでは大会の賞品にもなっている。




ダイバー
GBNにユーザー登録したプレイヤーたちの通称。
アバターは、ダイバーがGBNにログインする際に使用する分身。
アバターは自在にカスタマイズする事ができ、人間型は勿論獣人型、動物型、ガンダム埴輪などの亜人・非人型にキャラメイクする事も自由。また、男性が女性アバターを、逆に女性が男性アバターを使うことも一切制限されていない。 ゲーム中ではパトリック・コーラサワーをはじめ、歴代ガンダム作品のキャラクターを再現したアバターを使用しているダイバーも多い。仮登録時はハロの姿になる。
アバターの動きは現実での人体の限界や物理法則には全く縛られず、どれだけ激しい動きをしても疲労は感じず攻撃を受けても痛みもないため、そういった仕様をしっかり認識して理解すれば、流派東方不敗の如くMSに搭乗せずともアバターでMSを倒すことも簡単にできるようになれる。但しアバターにもライフが設定されており、ゼロになるとポイントが減少するデスペナルティーがある。
味覚や触覚に関してはGBN内でアトラクションや食事を楽しめる程度に感じることができる(または錯覚する)ことが確認できる。また疲労は感じないと言っても精神的疲労はまた別の問題となる
各ダイバーはバトルやミッションの成績に応じたダイバーポイントの獲得を基本目的とし、勝利したダイバーは対戦相手のポイントを徴収することができる。一定ポイントに応じたランクアップをすることで、さまざまな特典を受けられるようになる。GBNが世界規模の人気ゆえにダイバーの数は非常に多く、運営側の目が行き届かないところで犯罪や不正行為に手を染める悪質なダイバーもいる。



ダイバーギア
GBNにログインするための小型端末。ダイバーの戦績やアバターデータなどの個人データが記録されている。またログインの際にはガンプラのスキャニング装置として起動する。企業やアニメなどの限定コラボモデルが存在する。




ワールドランキング
個人ランキング。大会や通常戦闘の結果でランキングが決定する。世界共通であり、国別は存在しない。




マスダイバー
ブレイクデカールを使用するダイバー。名前の由来は恐らく「チート」を横に縮めたように見える漢字「升(ます)」と書くネットスラングから。
一部の心無い初心者やランキング下位のダイバーを中心に増加傾向にある。
チート行為はGBNにバグを誘発するため、キョウヤやロンメルをはじめとする上位ハイランカー達からは問題視されている。




ブレイクデカール
GBN内で使用が禁止されている非正規パーツ。これを使用するダイバーは「マスダイバー」と呼ばれ、一般ダイバーと区別されている。
ブレイクデカールは、ナノICチップを練り込んだ非公式ツール。ガンプラ製作の際にこれを張り付けてGBNにログインすることで、スキャニング時にシステムにブレイクデカールの不正コードを強制的に割り込ませる。使用すればガンプラの出来に関係無く性能を引き上げたり現実では不可能な変形が可能になる等の効果が得られるが、結局相応の作り込みがなければ底上げされた性能にガンプラ自体が付いてこれなくなり、同時にGBN内にバグが発生しやすい状況をも作り出す(本来出現する筈の無いエネミーユニットの出現、撤退やログアウトの不可能化、大規模な天変地異の発生等)デメリットがある。しかも発生するバグはブレイクデカールが使われれば使われるほど重大なものが起きるようになっていく。最近では性能が進化しており、通常では不可能な変形や、DG細胞のように再生機能を有するようになる。
ブレイクデカールの使用はほとんどのダイバーからそれほど悪辣(あくらつ)な行為とは見られておらず、使用に対しての多少の躊躇(ちゅうちょ)しかないなど心理的敷居が低く、運営側の対処が追いついていないこともあって急速に広まりつつある。
徹底した秘匿性によって、デカールを使用するまで使用者が判別されない為、GBN運営は対処で後手に回っており、現実的な排除方法は、ゲーム中に彼らに遭遇した一般ダイバーに頼らざるを得ない。更に使用後もログや実物のガンプラに後々検証可能な痕跡や証拠が一切残らないために、使用者にペナルティを課すことも不可能で使った者勝ち状態になってしまっている。



必殺技
Cランク以上のダイバーが使用できる高威力の固有技。どのような技となるかは、各ダイバーの経験やガンプラの特性に委ねられる。



フォース
ダイバー同士で結成する部隊。フォース限定ミッションやフォース同士で戦闘を行う「フォースバトル」を行う事が出来る。現実のオンランゲームでいうギルドのようなもの。
フォースバトルで勝利する事でフォースポイントが獲得出来るほか、家具や衣装といった報酬が手に入る。
人数に制限は無く、100人規模の大部隊を編成している者や1人でフォースを結成して活動しているダイバーもいる。
フォースを結成するには、所属するプレイヤー全員が(非戦闘員も含め)最低でもレベルをランクDにまで上げている必要がある。



ガンプラフォースバトルトーナメント
毎年開催される最強フォースの決定戦。作中では第14回まで開催されている。10人編成のフォース2組による対戦で勝敗を争い、各フォースごとに1機設定されたフラッグ機を撃墜したフォースが勝利となる。フラッグ機はリーダー機以外でも自由に設定可能であるうえ、対戦するフォースは互いのフラッグ機がどれなのかは知らされず、いかにして敵のフラッグ機を捜し出すか、そして味方のフラッグ機を隠し守るかが重要な戦略となる。



射出成形機
ガンダムベースのファクトリーゾーンにある小型射出成形機。クリア報酬で手に入れたデータをもとにパーツを成型する。実在の『THE GUNDAM BASE TOKYO』ファクトリーゾーンにも射出成形機が展示されている。
大規模店舗にも大抵設置されているが、接地店が少ないのが難点。



フォースフェス
GBNで行われているフォース限定のイベント。ガンプラを用いたレース、スポーツ、ダンス、カラオケ大会などさまざまなジャンルがあり、参加すると特別なアイテムや会場エリアだけで使えるコスチュームを入手できる。



バトランダムミッション
月に一度行われるフォース対戦形式のミッション。
エントリーしてもミッション内容や対戦相手は明かされず、直前になってランダムで決まるようになっている。そのため一応フォースのランクは考慮されるようだが、初心者フォースが不相応な強豪フォースと戦うという事態も起こっている。




サイコミュ兵器
ビット、ファンネル、インコムなどを指す。ターゲットロックした敵機を自動追尾する。ただしサイコミュジャマ―を使用されるとターゲットロックしても追尾しないどころか、全然関係ない方向に向かってしまうこともある。
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