中編

□私のヒーロー 2
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ななは二つ坂高校に入学することが出来た。
今は新入生歓迎で部活動紹介中。
空手道部……あ! 白石さんおった! 道着着たらやっぱ凄いなぁ。なんか、オーラというか雰囲気というか。とりあえずかっこええ!!
白石さんを見てたら隣の優里に空手道部入るの!? って聞かれた。

西「いや、入らへんよ笑
ななみたいな運動音痴には無理やから笑
ななは美術部に入ろうと思っとる」
優「そっか!
私はどうしようかな〜」

そう、ななは相当な運動音痴。マネージャーで空手道部に入ろうかと思ったけど、力もないし行動も早くないから多分出来へん。やから、絵を描くのが小さい頃から好きやったから美術部に入ろうて決めた。

そこから1年間はあっという間に過ぎた。
白石先輩は今年もインハイ優勝を果たした。もちろん応援行ったで! いや、もう、かっこよすぎやし、強すぎや。全部8対0で勝ってたし、白石先輩は蹴り技が得意らしくてそれでめっちゃ点数とってた!

ななは表彰式で優勝カップを貰っている白石先輩をカメラ(ガチなやつ)で撮って待受にした。

そして、ななは2年生になった。白石先輩は3年生。そう、最後のインターハイの年。予選では圧勝だった。
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