中編

□運動神経 3
1ページ/1ページ


白「七瀬のお家どこら辺?」
西「えーっと、なんて言えばええんやろ
あの、二つ坂高校? のすぐ近くです」
白「え、ほんとに!? 私もそこらへんだよ!
一人暮らし?」
西「えー! 近いんですか? 嬉しい😆
一人暮らしです! 大阪からきて…」
白「私も一人暮らしなんだ! いつでも泊まりにおいでね! そうかそうか😊 関西弁いいよね〜可愛い」
西「え、行きます! むしろ行ってええんですか?」
白「きてきて😆 私料理結構するんだけどね、自分で作って自分で食べてたからさ〜笑 七瀬が好きなもの食べさせてあげるよ!笑」
西「ありがとうございます!」
白「あのさ、迷惑じゃないなら、朝学校一緒に行かない?」
西「え?」
白「いや、ここからって、バスしかないし、迷惑ならいいんだけど」
西「お願いします!
でも、乗せてもらうだけだとあれだから…」
白「ほんと? 私が一緒に行きたいだけだから気にしなくていいよ?」
西「いや、ななが納得できません!
麻衣さんお昼どうしてます?」
白「学食か購買だね〜
なんか、料理は好きなんだけどお弁当って作る気になれなくて笑」
西「だったら、乗せてもらう代わりにななが麻衣さんのお昼作ります! こんなんでかわりになるかわかりませんけど」
白「いいの!? 毎日七瀬の手作り食べれるなんて幸せだよ!! ありがとう!」
西「いえ! こちらこそ、ありがとうございます!
あ、ここです!」
白「おっけ、はい。 忘れ物ない?
後でLINEするね! おやすみ😊」
西「ありがとうございました!
おやすみなさい😊」

麻衣さんの車を見送る。おしゃべり楽しかったな。人見知りやけど、アルテの人たちとなら仲良くなれそうやし、よかった。よし、お風呂入って明日の準備しよ!

しないといけないことが終わり布団でゆっくりしていると麻衣さんからのLINE

白『白石麻衣です😆
登録よろしくね!』

西『西野七瀬です!
登録完了です!』

白『今日はお疲れ様!
どうだったかな? これから、楽しくやっていこうね! 分からないことがあったらいつでも、なんでも聞いて! まだ、2年目だけど、七瀬よりは知ってると思うから笑 今日来れなかった人達とか先輩のこと教えようか?』

西『お疲れ様です!
すんごい楽しかったです!! なな人見知りやけどアルテの人たちとは仲良くなれそうです!笑
あ、教えてくれると助かります!』

それから先輩たちのことを教えてもらった。チーム名はベマーズ。部員数は46人で、男子のプレイヤーをオープン女子のプレイヤーをレディース(レディ)と呼ぶこと。オープンは20人レディが26人とか、そのうちマネージャーは深川麻衣さんと秋元真夏さんの二人。麻衣さんはほんとにベマーズのことが好きなんだろうなって思う。LINEの文面からでも楽しそうなのが伝わってきたから。笑

白『こんな感じかな〜 なんか、すんごい長文になっちゃった笑 ごめん笑』

西『いやいや〜ベマーズのこととか、先輩たちのことしれたから良かったです!』

白『あ、明日のことなんだけど、私いつも余裕もって行ってて、ちょっと早いかもしれないけど8時20分に七瀬のお家に行こうかなって思ってる
大丈夫?』

西「さすが麻衣さん笑
ななも余裕もって行きたいって思ってたから大丈夫です! よろしくお願いします!」

白「おっけーおっけー
なら、着いたら連絡するね!」

西「わかりました!」

白「はーい
じゃあおやすみ😊」

西「おやすみなさい😆」

明日も朝から麻衣さんと会えるんか〜ふふ笑 楽しみやな! 私は無意識に微笑んでいた。
次の章へ
前の章へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ