白西

□第二の家
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西「ただいま〜」
白「はい、おかえり〜笑
って私の家だけどね?笑」
西「ふふ笑 お邪魔します。
でも、まいやんちめっちゃ居心地ええねんもん」
白「まぁ、そー言ってもらえるなら嬉しいけど笑
七瀬明日バイトだよね?」
西「そーやでー。
洗濯せなし明日のお昼までには帰るな?」
白「私んちで洗濯しよっか?
どうせ明後日のサークル終わったらうち泊まるで
しょ?笑」
西「え、いいん?」
白「七瀬といたいし、七瀬が嫌じゃないなら」
西「な、急にそういうこと言うんあかんで
照れるやんか」
白「え、ごめん笑
でもほんとだもん笑
ってことで、洗い物カゴに入れといて?」
西「はぁい。ありがと!まいやん」
白「いえいえ〜」



ななはアルティメットっていう
まいやんが大学でやってるサークルの
マネージャーをしてるんやけど

家が遠いから
サークルの日はまいやんちに泊めてもらってる
練習は週4日あるから2日に1回

半同棲みたいやな笑

バイトもやってるから
次の日のには帰らなあかんのやけど

居心地ええし第二の家やねん

まいやんは優しいから迷惑じゃないよ
って言ってくれるけど……
やっぱ迷惑かけてるよな〜

そろそろちゃんと家に帰らんと
明後日、サークル終わってから言おうかな…







白「ふぅーーー!
今日もつかれたぁ
七瀬先にお風呂はいっておいでー!」
西「わかったー」

まいやんはサークルが終わって家に着くと必ずななを先にお風呂に入れてくれる

お風呂から上がった時にご飯ができてるって幸せじゃない?
なんて、理由を聞いた時答えてくれた
でも、それならまいやんは?
私?私は七瀬の美味しそうに食べてくれる顔が見れるから幸せだよ?

って、いい人すぎるんよね、まいやんは
やから、いつまでたっても甘えてしまう

今日も、いつもみたいにまいやんにお風呂を促され
上がってきたところ
机にはななが好きな角煮がある

西「わぁ! 角煮やん!」
白「えへへ笑 昨日作っておいたんだ〜」
西「美味しそう! はよ食べよ!」
白「うん!
あ、ねぇ、七瀬?
なんか気づくことない?」
西「気づくこと?」

なんやろ…
いつもと違うこと?

西「別々にわけてある?」
白「うん! ってことは?」
西「てことは?
えー、んーーー」
白「もう笑 正解言っちゃうよ!笑
こっちは私ので、そっちに置いてるのが七瀬の」
西「ななの?」
白「そう!
買っちゃった笑
色違いのお皿とコップとお箸!
七瀬専用だよ?」
西「…なんそれ」

こんなことしてくれるから
ななはまいやんから離れられへんねん
そんな笑顔でお揃いとか専用だよ?とかさ
もっと好きになるやんか

白「え、嫌、だった?
ごめん、勝手だよね、こんなこと
ほんとにごめんね、忘れて」
西「…ちゃう
嫌やない、むしろ逆や
嬉しすぎるねん!
今日本当はまいやんに甘えすぎとったから
ちゃんとサークル終わったら家に帰ったり
洗濯も自分家でするって
言おうと思っとってん!」
白「…」
西「やけど、いざ家に着いたら
いつもみたいに優しいし
お揃いやって、なな専用のお茶碗とか
用意してくれてるし
これやからななはまいやんから離れられへんねん」
白「離れなくていいじゃん」
西「迷惑やん! こんだけ家こられたら
家って休むところやで?
なながおったら気遣うやろ」
白「私七瀬に気遣ったことないよ?笑
だって、七瀬はいないといけない存在だもん
そばにいない方が落ち着かないし」
西「…じゃあ、迷惑やない?」
白「全く」
西「2日に1回泊まってもええ?」
白「もちろん、むしろ毎日泊まって欲しい」
西「…」
白「ふふ笑 不安は無くなったかな?」
西「(コク)」
白「よし、じゃあ、ご飯食べよ!」

ありがと、まいやん
これからもずっとずっと半同居人として笑
よろしくな?
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