長編

□乃木坂女学園 14
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西野の頭の中には振られることしかなかった。
ベンチに座って白石が話すのを待つ。

白「今日何の日かわかる?」
西「今日……5月25日、あ、ななの誕生日」
白「ふふ笑 そうだよ、七瀬。
誕生日おめでとう☺ 生まれてきてくれてありがとう。」

そこで会話が途切れる。白石が真剣な表情で息を深く吐いた

白「七瀬、あの日から俺の気持ちは変わってない。
むしろもっともっと好きになってる。
俺のマジはこれからも七瀬のためにある。俺と付き合ってください!」
西「な、ななでええん?」
白「七瀬がいいんだ
いや、七瀬じゃなきゃダメなんだ」
西「ありがとう麻衣先輩
ななも麻衣先輩のことが好きです。
よろしくお願いします🤣」
白「…やったぁぁぁぁあ!!!!」

がばっ。白石が西野に抱きついた。

白「ありがとう七瀬!
これ、誕生日プレゼントだよ!」

白石は先程のお店で買ったネックレスを渡した。

西「…可愛い」
白「七瀬に似合うと思ってね😊
貸して、付けてあげる
………うん。やっぱりよく似合ってる!」
西「ありがとう(涙)」
白「ふふ笑 どういたしまして😆」

白「それと……」

白石はポケットから箱を取り出した。

白「これは付き合い始めた記念に
七瀬手貸して?」

西野は左手を差し出した。

西「え、これ……ななが可愛いって思ってたやつ!」
白「ふふ笑 気に入ってくれた?
俺のはこれだよ〜」

白石は自分の左の小指に付けた青い石がついた指輪を見せた。

西「ありがとう!!! でも、なんでわかったん?」
白「俺が七瀬のことわからないと思う?笑」
西「っ/// 絶対大切にするな!!
ほんまにありがとう!😂」

泣きながら喜んでくれる西野を見てこれから先何があっても絶対に手放さない、大切にすると白石は誓った。
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