長編

□乃木坂女学園 3
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高「なぁちゃん、おはよ😆」
西「おはよう。」

学校につき教室では各軍団ごとに分かれていつもの様に話し合いがされていた。
西野と高山は無所属なためスルーして席に座る。

高「ねぇ、なぁちゃん…
昨日の白石麻衣って人なんだったんだろうね」
西「さぁ、興味あらへんから。」
松「え! かずみん! まいやんと会ったん!?」
高「まっつん白石君のこと知ってるの?」
松「知ってるで(ドヤ)」

この子はさゆりんご軍団団長の松村沙友理。

松「あ、一応言っとくけど白石君あんな格好やけど女の子やからな?笑」
高「あ、そーなの!?
確かにめっちゃ顔綺麗だったかも!」
松「それに、まいやんこの学園やで笑
自分のこと男って思ってるからあんなんやけど」

西野はそれほど気にしておらず聞き流していた。

高「んじゃ、なぁちゃん帰ろっか😆」
西「はい。」

今日は昨日みたいなことがないように道を変えて帰っていた。

西「あ、忘れ物した。」
高「なぁちゃん忘れ物!?
なら、私がとってくるよ!」

そう言って高山が振り返ろうとした時

白「はい。これだろ?忘れ物」
西「……はい。ありがとうございます。(ペコッ)」
高「あ!また白石君!
って、なぁちゃんちょっとまってよ〜」

西野は白石から介護の本を貰うとすぐに歩き出した。

高「んじゃ、なぁちゃんまたね!」
西「さよなら。」

高山が帰っていると、ベンチに白石が座っていた。

高「あー!白石君!!
君ねー、なぁちゃんに手出したらただじゃおかないからね!」
白「なぁかずみ
お前はあいつのどこに惚れたんだ?」

真顔で聞いてくる白石

高「ちょっと勝手に名前で呼ばないで! それに、白石君に教える義理はないから!」

高山はそう言うと帰っていった。その後ろ姿を白石は何かを決意した顔で見送っていた。
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