長編

□乃木坂女学園 2
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高「なぁちゃん!
今日の帰り何か用事ある?」
西「いや、特にあらへん。」
高「そっか!
なら、いつも通り家まで送るね!」
西「ありがとう。」

学校が終わって西野と高山は帰っていた。
いつものように高山が1人で喋り、西野は黙っている。

高「なぁちゃんまってよ〜」

?「お前ら乃木女じゃね?」

2人の前に数人のヤンキー達が立ちふさがった。

高「ちょっとちょっとー
なんですかーあなたたちはー」
ヤ「ここはあたし達の場所だから
勝手に通ってんじゃねーよ」
高「いやいやいや、私たち帰り道ですから!
通るだけなんで別にいいでしょ?」
ヤ「あ?
ふざけんな。お前達やっちまいな」
高「なぁちゃんは下がっててね、ここは私が…」
ヤ「おりゃ、うわっ!」

殴りかかろうとしてきたヤンキーが急に視界から消えた。その代わりに立っていたのはものすごく綺麗な顔をした……男の子?

?「男が女の子に手出してんじゃねぇよ」
ヤ「だ、誰お前!!
くそ!覚えてろよ!」
?「おい、大丈夫か?」
高「う、うん。
ありがとうございました。
あの、あなたは?」
?「あ、おれ?
おれは、まい。白石麻衣。」
西「ありがとうございました。」

そう言って西野は歩いていく。

高「あ、なぁちゃんまって!!
白石君ありがとう!」
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