短編

□無意識の行動
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ぽんぽん

ん、また
最近しーさんが頭をぽんぽんって撫でてくる
違うな、こんな言い方したら嫌がってるみたい
むしろ逆、めちゃくちゃ嬉しいし
なんか、気持ちいいって言うのかな?
んー、気持ちが落ち着くの方があってるかも

でも、いつからか覚えてないし
別にしーさんと話してる時でもないし
ただ、すれ違いざまにぽんぽんって
なんでだろ…




設楽「どんっ さぁ始まりました!
乃木坂工事中 司会のバナナマンでーす!
そしてそして、乃木坂ちゃんでーす」

設楽「さぁ、では日村さん
今日の企画を発表してください!」
日村「私だけが知ってる
メンバーのまるまるー!!」
設楽「はい、ってことでね
まぁどんなことかと言いますと
例えば、俺と日村さんも乃木坂だとして
日村さんは、実は毎収録うんこを漏らしてる
とかね笑笑笑」
日村「いや、まって設楽さん笑
俺そこまで緩くないよ?笑
まぁ、でもそーゆーことよ笑」
設楽「そう!
結果、メンバーの秘密とか癖とかを
ここでリークしてください!
1番おお!ってなった発表者とされた人には
なんと!」
日村「おお!」
設楽「日村賞がありまーす!!」
メンバー「いぇーーい!!」
日村「おおおおおい、まてまてまて笑笑笑
ここで1番盛り上がるな笑笑笑」
設楽「てことでね、皆さん頑張ってください!笑」

って、始まった今回の乃木中
私みんなのことあんまり知らないもんなーー

考えてきてっては言われてたけど
楽屋でも本読むかしーさんみるか…

あ、あるじゃん、、
これでしーさんにきいてみよ

設楽「じゃあ、誰かある人!」
日村「トップバッターですからね
大っきいの頂戴、大っきいの」
設楽「それはうんこのことかな?」
日村「違うから笑
秘密とか癖だよ!
あ、もう、ほら!
飛鳥ちゃんが手上げてるから!」
設楽「おお!飛鳥ちゃん
なになに?」

飛「えっと、秘密というか癖というか…
ちょっと気になってるって言うんですかね?
えっと、しーさんなんですけど」
白「え、私?笑」
設楽「あ、しーさんは白石のことね
それで?」
飛「いつからだったか分からないんですけど
気づいたらで
よく、頭をぽんぽんってしてくれるんです
別に、しーさんと話してる時じゃなくて
他の人と話してる時に
しーさんが隣を通ってどこかに行くって時に
私の頭をぽんぽんって
それで、これはなぜなのかなと」
白「あっはっは笑」

設楽「なに、白石笑
めっちゃ笑ってんじゃん」
白「全く無意識です笑
え、飛鳥、私そんなことしてる?笑」
飛「嘘でしょ笑」
設楽「それはやべぇ笑
他のみんなはその光景見たことある?」
秋「あります笑
てか、みんな見たことあると思いますよ笑」
高「いや、でもほんとにすーって手が上がって
あ、話してる時にですよ?
私とまいやんが歩きながら話してて
そこに飛鳥が真夏と立ち話してたら
手がすーって上がってぽんぽんって」
白「笑笑笑
いや、そーいえばこれ笑
最初は、意識的にしてました笑」
設楽「なんだよ笑
白石やべぇやつかと思ったじゃん笑
んで、なんでそんなしてんの?」
白「なんか、飛鳥がめっちゃ私のことを好き…
ラブコールをしてくれてて笑
その時に可愛いなぁって思って
ありがとうって気持ちでぽんぽんってしてました
そしたら、たぶんそれが癖ついて
今じゃ無意識にしてるのかなって笑」
設楽「なーに、飛鳥ちゃん
白石好き好きアピールしてたの笑」
秋「めっちゃしてました!
雑誌とかインタビューとかなんかあれば
白石が好き、可愛い、ダントツ1番ですって」
設楽「秋元が答えちゃったよ笑
で、その白石のことが好きな飛鳥ちゃんは
気持ち悪いからやめてくれと」
飛「そんなわけないじゃないですか!」
設楽「おぉ、ごめんごめん笑」
飛「嫌なわけないですし
ちょっと落ち込んだり、気分が乗らない時とか
しーさんがぽんぽんってしてくれると
なんか、元気出るんですよ笑
なんですかね、念が入ってるんですか?」
白「あ、え?笑 いや、あ、はい笑
飛鳥ちゃん、頑張れって思ってます笑」
設楽「嘘だろ、白石笑」
白「いやいやいや!
でも、飛鳥はほんとに可愛いんですよ!笑
だから、今日も可愛いねぇとか
頑張ろうねぇとかお疲れ様よく頑張りました
って思ってることが通じてるんじゃないですか?
メンバーみんな可愛いんですけどね笑」
設楽「最後の付け足したろ笑」

設楽「え、ちょっとやって見せてよ」
白「どうしてるっけ…」


飛「まず、私と真夏が立って話してて
その隣をしーさんとずーが話しながら歩いて
その時にしーさんが頭をぽんぽんって」

白「なんか、私やばいやつですよね笑」
設楽「うん笑
いや、でも、微笑ましい光景だよ」
白「そうですか?笑」
設楽「それに、なんか飛鳥ちゃん嬉しそうだし笑
あ、じゃあさ秋元白石役やってみて」
秋「いいですよ!」
飛「ノリノリじゃん笑」





設楽「あっはっは笑笑笑
飛鳥ちゃんの嫌そうな顔笑笑笑
それも無意識なの?笑
白石のときはめっちゃ嬉しそうなのに
秋元の時ちょー嫌そう笑」
秋「むぅ」
白「そういうことですよね
私の飛鳥なんで、すみません笑(ぽんぽん)」
設楽「お! これじゃん!
今のやつ!これは落ちるわ笑
飛鳥ちゃん、もう白石沼に落ちるしかない笑」

もう、自力じゃ上がれないよ設楽さん
真夏が嫌なんじゃなくて
しーさんがいいだけ
だから、ごめんね?真夏
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