短編

□何度だって好きになる
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飛「はぁ、はぁ、はぁ」
白「飛鳥! 大丈夫?」
飛「ちょっと無理っぽい笑
まいやんだけでも逃げて?
傷も結構深いし、出血もひどい
これ以上動ける気がしないしさ
私を置いて早く逃げて?」
白「馬鹿な事言わないで!
早く肩につかまって
引きずってでも連れていくから」
飛「だめ
私を置いていかないと2人とも死んじゃう」
白「絶対に置いていかない
後悔しながら、私に生きろっていうの?
飛鳥が行かないって言うなら
私もここに残る」
飛「それじゃあ、まいやんも殺されちゃう!」
白「ふふ笑
背中なんて向けれないよ」
飛「なんでだよ、なんでまいやんだけでも助かろうっ
てしないの!
まいやんだけなら助かるのに!」
白「好きだから
飛鳥のことが好きだから
好きな人を残して、1人だけ助かるなんて
できないよ」
飛「でも、、」
白「だからもう終わり
飛鳥と死ねるなら、もういいよ笑」
飛「まいやん」
白「生まれ変わったら
また会おうね、飛鳥」
飛「当たり前じゃん
何回生まれ変わっても
名前や見た目が変わっても
私は絶対まいやんの隣にいる
何があっても見つけ出すから
また、私のことを好きなってくれる?」
白「飛鳥がそう望むなら
記憶がなくたって、何度だって好きになる」
飛「ありがとう
私もまいやんのこと好きだよ」






飛「ふぅ、眠たくなってきちゃった」
白「そろそろ寝よっか
おやすみ、飛鳥」
飛「おやすみ、まいやん」
白「ずっと、ずっと大好きだよ」
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