幽★遊★白書

□幽☆遊☆白書
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飛影(剛鬼は詰めを誤った。蔵馬はくだらん情にほだされた。これだから下等な妖怪は信用出来ん。だが、この降魔の剣で餓鬼玉と暗黒鏡を必ず取り返して見せる!3つの秘宝さえ揃えば霊界などこの飛影が意のままに操ってやるわ。だが、その前に邪魔をする浦飯幽助をぶっ殺す!)
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学校にぼたんが潜入していた為螢子にぼたんのことがバレ、説明をすると長くなるからと後回しにしてしまい螢子は拗ねて帰ってしまう。その途中、飛影に襲われてしまう螢子。飛影は幽助を呼ぶためにわざと妖魔計に電波を送った。そして、ぼたんにはテレパシーで螢子を攫い2つの宝と交換だと伝えたらしい。倉庫に入り少ししてから優羽花が到着した。そこで大量の人が現れた。
幽助「何だ?何だ!てめーら!!」
優羽花「彼らは妖怪じゃないわ。普通の人間が操られているのよ。」
幽助「何!?」
ぼたん「飛影がこれだけ多くの人間を一度に操れんだとしたら、正に邪眼の持ち主。」
幽助「邪眼?」
飛影「その通りだ。ふふふふ。一目で邪眼の力を見切るとは・・・こいつら操り人形では役不足のようだな。」
幽助「何だ。あれは?」
桜「目が3つ!!」
優羽花「あれが邪眼と言われる第三の目よ」
飛影「俺の目を見て正常で居られるとはな。霊界に選ばれただけのことはありそうだな。だが、これではどうかな?」螢子のおでこには飛影と同じように目が開かれようとしていた。餓鬼玉と暗黒鏡を飛影に渡した幽助は飛影から宝を取り戻すべく戦うが螢子は時既に飛影の術によって螢子は妖怪の仲間入りをさせられる所であった。
優羽花「退けて!私が何とか抑えてるわ。」
ぼたん「その間に早くあいつを・・・。」
優羽花「お願い。幽助。螢子を助けて」
幽助「優羽花・・・。」
飛影「ほう?流石、万能な人魚だな。俺の妖力を鎮静出来るとはな。なかなか、頼もしい相棒が居るじゃないか。しかし、何の???も使わずにその術を使うのはかなりの負担のはずだ!続ければ自分の命を削ることになるぞ」
幽助「なんだと!」
優羽花「彼の言う通りよ。でも、相手が悪いわ。私が相手じゃ命を削るだなんて出来ないわ。私のことは気にしなくていい。螢子を救うことに集中しなさい!幽助。」幽助はさっきまでとは違い飛影の間合いに入り込み1発殴った。幽助は飛影が最も嫌いとし厄介とする自分の仲間に危険が迫ると実力以上の力を発揮するタイプだった。
飛影「なるほど。俺が最も嫌いなタイプの人間だ!」そして戦いは幽助が押していた。そして、飛影はとうとう変身してしまう。
優羽花「気をつけて!幽助!!」そう叫んだ瞬間、飛影の全身が緑色になり無数の目が出てきた。優羽花の術を一時弾いてしまうほどに妖力がアップしたがそれでも優羽花は飛影の妖力を抑え込む。飛影の無数の目によって動けなくなってしまった幽助。そんな中で助けに来てくれた人がいた。
蔵馬「凄まじい妖気だ。飛影の奴、とうとう正体を表したな。」飛影は動けない幽助を殺そうとした
優羽花「!?ダメェェェ!!!やめて!!」優羽花の願いが届いたのか蔵馬が身を呈して幽助を庇い助けてくれた。
優羽花「蔵馬くん!?」
幽助「蔵馬!」
飛影「貴様!何のつもりだ!」蔵馬に目に攻撃(血を付けただけ)をされ飛影の術は解け幽助は自由となった。
蔵馬「飛影の体の邪眼は言わば増幅装置のようなもの。本当に力を発しているのはあの額の目だけさ。ッ!」
幽助「蔵馬!!」
蔵馬「平気さ。この間の借り、返させてくれ。」
幽助「!バカ!動くな!!」
蔵馬「俺も妖怪の端くれだ。簡単には死なんさ。彼女は俺に任せて、お前は飛影の邪眼が回復しない内に倒せ。」
幽助「蔵馬・・・」
飛影「蔵馬ぁ!裏切り者めぇ!」飛影は力で押してはいたものの幽助の切り札、霊丸を1度は躱したものの暗黒鏡で跳ね返った霊丸に当たり戦いに負けてしまった。
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螢子に解毒剤を飲まし額の目は消えた。
幽助「蔵馬、すまなかったな。大丈夫か?」
蔵馬「ああ。平気さ。急所は外している。」
優羽花「私が治すわ。」綺麗に傷を治した優羽花。
蔵馬「ありがとう。優羽花さん。」
優羽花「どういたしまして。」
ぼたん「それにしても人が悪いよね。」
幽助「何が?」
ぼたん「霊丸が鏡に反射するなんてこと、いつ覚えたのさ。」
優羽花「幽助のことだから行き当たりばったり、でしょ?飛影くん、すバシッこいから後ろからでも霊丸撃たなきゃ当たらないって言うところはちゃんと考えてたけど霊丸か跳ね返ってくれるかどうかは本当に神頼みとか、その辺でしょ?」
幽助「さっすが!俺の妹!よく分かってるなぁ!!俺の事!」
優羽花「それで運良くあの場所に暗黒鏡転がってたし、しかも、幽助の方に向いてたから撃ったんでしょ?」
幽助「そ。」
蔵馬「そ、それじゃあ・・・。」
幽助「うん。上手く行きゃあ、光みたいに跳ね返ってくんじゃねぇかと思ってなぁ。」
ぼたん「もし霊丸が跳ね返ってこなかったらどうするつもりだったの?」
幽助「そん時はそん時だよ。」
優羽花「ハァ・・・・・・」
蔵馬「ハハハ・・・。考えてるようで何も考えていない。ほんとにお前らしいな。」
幽助「なんだと!蔵馬!てめぇ。どう言う意味だよ。」
蔵馬「そのまんま。言葉の通りだよ。」優羽花は蔵馬や幽助、ぼたんのやり取りを微笑みながら見つめていた
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後日、幽助は何も説明していない螢子に説明するべく不機嫌な螢子をおいかけていった。
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