幽★遊★白書

□幽⭐遊⭐白書
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霊界獣の卵を見ながらブツブツ文句を言う幽助。良いことをするなんて言う人はヘドが出るらしい何ともまぁ、幽助らしいことで………。ぼたんは霊界から調査官を送られてきたことを幽助に伝える。幽助が調査官のことを聞こうとした途端、いきなり雷が鳴り出した。怪奇現象である。雷が無くなったあと、一人の女の子がいた。彼女こそが霊界が送ってきた調査官だった。
?「……ニコッ。こんにちは」
幽助「な………何だ、お前は!」
?「調査官です。」
幽助「ハァァ?お前が?」
ぼたん「ヘェェ。あんた、コエンマ様が送ってきた………」
?「さやかです。」
幽助「お前みたいなのが、何の調査をするんだ!」
さやか「それは、ひ・み・つ☆ねぇ。どの子が幽助くんの恋人なの?」
幽助「え!?何だよ恋人って………」
さやか「螢子さんのことよ。」
幽助「螢子ぉ〜!?あいつは腐れ縁の幼なじみだ!勝手に脚色するなッ!!」
ぼたん「フフ……。あそこよ。」
さやか「ねぇ。どの人?」
ぼたん「真ん中の子が恋人の螢子ちゃん。」
さやか「ふーん。あの子が螢子ちゃんか。あんな可愛い子がね。信じらんない。」
幽助「なーにが?」
さやか「螢子ちゃんって、本当に幽助が生き返るの願ってるのぉ?」
幽助「え?」
さやか「周りの人達がね、あなたが生き返って良かった、って本気で思わなければねあなたが生き返る意味ないのよ。」
幽助「難しいことをごちゃごちゃ言われても分かんねぇよ。それにな、螢子の奴、本気で俺が生き返るのを望んでんのか分かったもんじゃねぇしな。」
ぼたん「望んでるわよ。」 勢いだけで心にもないことを言う幽助。だが、本当は螢子が凄く好きなのである。はっきり言って、この調査は不必要だと思う。ただ単に螢子の観察をしていただけだから。螢子は成績優秀、スポーツ万能、人望も厚い。の三拍子が揃っている。
ぼたん「う〜ん。青春だねぇ。よ!幽助。幸せもん!」
幽助「バーカ!早とちりすんなよ。誰が好きだとか言ってねぇだろ!」
ぼたん「どうしてあんたはそうなの?マッタク。両思いのくせして🌠」 勝手に決めるな‼とキレてきた。幽助の家に様子を見に来ていた螢子。掃除をしていたが、買い物を思い出し買い物へ出掛けているときに放火された幽助の家。螢子は急いで戻り、幽助を助けに家の中へ入っていった。その後遅れてきた優羽花も幽助を助けるために飛び込む。幽助は、聞こえるはずもないのに戻れ!と何度も叫んでいた。螢子が死ねば幽助に生き返る意味はない。幽助自身が言っていた。さやかは螢子と優羽花を助ける方法が1つだけあると言った。それは、霊界獣の卵を投げることだ。だが、これをしてしまえば幽助は二度と生き返ることができない。でも迷うことなく投げて螢子と優羽花を助けた幽助。だが、幽助は生き返れなくなってしまった。でも、その幽助の迷いの無い行動にコエンマは幽助を生き返らせてくれると言う。
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