NARUTO 【うちはマダラ 暁長編】
□【蜘蛛の巣の中】
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―――それから数か月――――
私は オビトと行動を共にし、着実に戦力になる仲間集めに没頭していた。
たまにアジトに帰ったときは マダラ様のチャクラ補給
首には マダラ様の歯形がたくさんついた・・・
嫌な気持ちはない、むしろ私がマダラ様にしてあげれることはそのくらい・・・
『 ・・・っ 』
今日も私はマダラ様の言うがままに体が動いた
「・・痛むか・・いい顔だ」
首筋にスッと息をかけられて 声を押し殺した・・
「・・・お前が来てからというもの。
体の重さが軽減されているような気がする・・・やはりお前の力は凄い。」
『 ・・・私もここに来てから すごく気分がいいです。 』
マダラ様は私から離れた
優しく撫でてくれる手・・・
「・・・それはいい。」
用が済んだので私はマダラ様の部屋から出た
「・・・・マダラ様・・・お気に入りのようだね かっかか」
ゼツが壁から現れた
今まで見たことのないマダラの行動に驚きを隠しきれなかった様子だ。
「・・・ふんっ
相変わらず覗きが好きな奴だ・・・」
「はっはは・・・黒ゼツもびっくりしてましたよ あの冷徹で卑劣なマダラ様が
女の扱いがこんなにも丁寧だとはね・・・」
マダラはゼツをにらみつける
「・・・主の行動がそこまで気になるか・・・
本当にべらべらと・・・
お前はただ従え。」
「おーーこわーわかりましたよーっと」
ゼツは そのまま壁に隠れた