銀 魂 【原作沿い】

□【心配も度を過ぎるとただのストーカー】
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ーチュン チュン










カラッと晴れた朝


本日名無しさんは オフだった.



久しぶりの休み
何をするかも決めてはおらず
とりあえず早朝に目が覚めた。











『 ・・・なにしよ 』






洗面所で顔と歯を磨き
髪をセットする。

庭からは 真選組の声が聞こえる。









ーゴスッ!!








すると名無しさんは何者かに膝を蹴られ
その場に倒れこむ。











『 ぐっ・・・』





ゆっくり見上げるとそこには










ーーニターッ











ポケットに手を突っ込み
怪しげに名無しさんを微笑み見下す沖田の姿があった。









「 どーした、生理か 」






ニヤニヤニヤ








『 ・・・・・・・・』









バフッ!!!







「っ!? 」







名無しさんはニヤリと笑い

沖田の膝小僧に蹴りを入れた。





「 てめぇあ!」

『 なんだなんだよなんですかーー!?
そっちが悪いんだからね!! 』



もみくちゃになる二人。







「 ゴラァッ!そーご!てめぇはオフじゃねーーだろおおおっ!! 」





土方は大きく両手を振りかざす。









バシッ!


バシッ!!








「 『 いた 』 」


『 なんで私までT_T 』


「 ガキじゃねーんだ 膝カックンなんかで喧嘩してんじゃねー仕事しろ仕事!!!」


「 聞いてくダセェ土方
この女俺に逆カックンやってきたんでさぁ!」



沖田は名無しさんを睨みつける。





「 逆カックンてなんだよ!!
てか総悟てめーどさくさに紛れて呼び捨てしてんじゃねえ!!!」


『 聞いてください!土方!
逆カックンしてやったのは
先にそいつが膝カックンしたからーーー!』





腕を組みながらムスッと沖田を指差す名無しさん。






「 いやだからおめーらどさくさに紛れて呼び捨てしてんじゃねえーー!!!!!」
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