銀 魂 【原作沿い】

□【夢はでっかく空は真っ白く】
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………



…今日も空は青い


あの頃の曇り空は嘘のように



今では毎日お天道様を拝める。









俺はあれから
ババアに拾われ 家を借りて

万事屋 を始めた。








今でもチラチラ頭にうつる名無しさんの笑顔、悲しい顔、嬉しい顔、泣き顔。





高杉の女なのはわかってる

今でもあいつは高杉の隣にいるんだと

そう思うとたまに 嫌気がさす…



あの後の高杉は人が変わった。
昔の高杉なら 悔しいが名無しさんを幸せにしてやれると思っていた。

しかし最後に見たあいつは



違った。








かっこつけて 名無しさんにあんなことを言っちまったが、少し後悔している。


俺が あそこ名無しさんを連れ帰っていたら
高杉から離していれば…

名無しさんは今 ここに、俺の隣にいただろうか。









…なんてぽかーんとしながら考えてやがる。

俺らしくねーな。




・・・







「 銀ちゃんージャンプ同じページ穴が空くほど見てるある!字でも読めなくなったか変態侍ー 」

「 ははっ!
本当だ!もう20分くらい同じページですよ銀さん!どうしたんですか、考え事ですか?」









今俺の横には新しい守るべき奴らがいる




俺なりに 平和を掴めそうな気がしてた。
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