銀 魂 【長編 短編】
□【沖田総悟】嫉妬の王子様
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「 …はいーーーー!!
第2条ーーー!!!」
そして また 総悟に正座をさせられ地獄の時間がやってくる…
「 …だ、第2条
沖田総悟様以外の男に触れられないようにする
触れられたら死刑… 」
「 なんで触られたんだよーー」
迫る総悟
ひっ! と声を荒げ
顔面蒼白の名無しさんをニタニタ笑いながら見下ろす
『 …だ、だって!
土方さんと話したら怒られるから いきなり話しかけられたからどう対応していいかわからなくてーーーーー!!!(´;ω;`)
おどおどしてたら 熱あるんじゃないかってーーー(´;ω;`)』
ウルウルとした瞳で総悟を見上げる名無しさん
その表情にドキッとしてしまった総悟
「 ……土方あーーー
あいつ絶対お前んこと狙ってやがるわ殺す 」
バズーカをどこからか登場させる総悟 イライラしてるのが見てわかる
『 …そんなことないよ!
普通に仕事の話しかしないんだから!!考えすぎ! 』
ギロリと名無しさんを睨む総悟
「 ……… 」
『 …!!(´;ω;`) 』
「 …あーあ
ショックだなあ 」
『 え?! 』
総悟は名無しさんの隣にどかっと座り込み
名無しさんの肩に手を回し
耳元で囁いた
「 ……土方の味方するんだあ
ショックだなあー」
棒読みで囁く総悟
ぞくっと 耳元に寒気を感じた
「 …感じてんじゃねーぞ
こんな時にバカ。 」
冷たく言い放つと総悟は名無しさんの腕を掴み部屋へと駆け込む
『 へっ!!?
ちょ!総悟!!どこ行く…』
「 …部屋。 」
『 ええ!!?
なんでよ!!!? 』
腕を掴まれながら総悟の後をトコトコついていく名無しさん
頭の中はハテナでいっぱいだった
「 …お前が感じたり
泣きそうになりやがったからだからな 」
『 !!!!???』
名無しさんは
なにを言っているんだこいつは!と心の中で叫びながら思う
…ああ、そっか
彼はドSだったんだ
『 ぎゃーーーー!
ちょっと待って!日中だし!これから私仕事あるから!!!! 』
引っ張られる腕を離そうとするががっちり掴まれ 抵抗できず…
『 ちょ!総悟!!!(´;ω;`) 総悟ーー!(´;ω;`)』
総悟は名無しさんの言葉がまるで 聞こえていないかのように
無言で名無しさんを部屋へと引きずり込む
『 ぎゃーーーー(´;ω;`) 』
そして 二人は小一時間部屋から出てきませんでした(*^_^*)
</「 …名無しさんと総悟どこ行きやがったー!!
あいつらは仕事もしねーでえええええ!!!!!! 」
なにも知らない土方の声が
屯所内で響き渡った
おしまい(*^_^*)